実写映画『テトリス』は”誰も予想できない”3部作に!巨大シリーズ構想にプロデューサーは自信満々
かの有名なパズルゲーム『テトリス』が8,000万ドルという予算をかけたSFスリラー映画になる、と報じられて数ヶ月。プロデューサーのラリー・カサノフ氏が、EMPIRE誌に対してさらなる情報を明かした。

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巨大なシリーズ構想
『テトリス』でプロデューサーを務めるカサノフ氏は、これまでにも『モータル・コンバット』や『トゥルー・ライズ』などを手がけてきた人物だ。その構想について尋ねられると、カサノフ氏は映画版『テトリス』が3部作構想であることを認め、
「単純に、想像しているストーリーがとても大きいんだよ。これは観客から金をむしり取るために、8部作の最後の1作を前後編に分けるような、そんなものじゃない。ただ巨大な物語なんだ」
と、なんとなくどこかで知っているような事例を皮肉りつつコメントした。ここから想像しうるのは、1作ごとに物語の区切りがあるのではなく、3作で1つの物語を描くという『3部作』のあり方だ。

誰も予想できない映画化
カサノフ氏は、映画『テトリス』がどのような物語になるのかは明かしていないものの、
「(映画の)アイデアは、ゲームのテトリスについて考えているときに思いついた。(テーマである)『混沌から秩序を生み出す』ということだよ」
と話している。以前には「『テトリス』で見られるのは銀河という氷山の一角」とも述べており、構想の大きさをうかがわせるが、やはりその中身はまったく想像できない。なによりもカサノフ氏には、『テトリス』が誰にも予想できない作品となることに自信があるようだ。
「足の生えたブロックが走り回るようなことにはならない。でも、そうなるんじゃないかと観客が思ってくれるのはいいことだよ。ハードルが下がるからね」
「観客の予想が外れることを保証しよう。僕たちのしていることを明らかにできそうな人は、まだ誰もいない」
果たしてどんな映画になるのか、続報を待ちたいところだ。映画『テトリス』第1作は、2017年に中国にて撮影開始予定。