『トランスフォーマー』『G.I.ジョー』クロスオーバー映画が製作決定 ─ 2大フランチャイズついに激突、スピルバーグも参加

米ハズブロの玩具に基づく実写シリーズ『トランスフォーマー』と『G.I.ジョー』がクロスオーバーを果たす映画が米パラマウントで製作されることが判明した。米CinemaConでの発表をDeadlineが伝えている。
両シリーズでプロデューサーを務めるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが手がける。『トランスフォーマー』シリーズ5作で製作に参加していたスティーヴン・スピルバーグも参画する。
『G.I.ジョー』は兵士を題材とするアクション・フィギュアに基づく映画シリーズ。2009年に『G.I.ジョー』が、2013年には続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』(2013)が登場。2021年には日本を舞台にしたオリジン映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』が公開された。

『トランスフォーマー』は変形トイに基づく映画で、今や世界最大の映画フランチャイズのひとつ。2007年の第1作がヒットして以来、全7作の実写映画が公開されている。
その直近作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023)では、本編のラストで「G.I.ジョー」の名が登場し、将来的なクロスオーバーが示唆されていた。なお、両シリーズが共演するコミックは、1980年代にマーベル・コミックより刊行されている。

待望のクロスオーバー映画の詳細は不明で、監督の名も未発表。『ビースト覚醒』ではスティーヴン・ケイプル・ジュニアが情熱的に手がけたが、続投なるか。
ボナヴェンチュラは『ビースト覚醒』の公開時、クロスオーバーについて「あれが正確に何を意味するかは、まだわかりません」としつつ、『トランスフォーマー』の世界にG.I.ジョーのキャラクターたちが参戦してくるというプランを話していた。2月の海外インタビューでも、今後の予定については「わかりません」と茶を濁していた。
プロデューサーにはボナヴェンチュラやスピルバーグのほか、『トランスフォーマー』のマイケル・ベイやマーク・ヴァフラディアン、トム・デサント、ドン・マーフィーも揃って参加する。2025年〜2026年の公開が目指されるという。
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Source:Deadline,ScreenRant