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「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン4予告編が公開 ─ カオスの極みから進化できるのか?

https://www.youtube.com/watch?v=vOyRo-Yjr2Q

機能不全なレストランの裏側と再起を描く、エミー賞受賞の極上コメディドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」より、シーズン4の予告編が公開された。カオスの極みだった職場環境に、ついに変革の兆しが見え始めている。

本作は、一流シェフのカーミー(ジェレミー・アレン・ホワイト)が、亡き兄マイケル(ジョン・バーンサル)が遺した財政難のサンドイッチ店を継ぎ、立て直しを図る物語。シーズン1ではスタッフたちとの衝突や混乱、シーズン2では高級イタリアン・レストラン「ザ・ベアー」の開店準備、そしてシーズン3ではミシュラン獲得を目指す様子が、優れた脚本・演出とホワイトらの圧倒的な演技力によって描かれてきた。

あらすじによるとシーズン4では、カーミー、シドニー(アヨ・エデビリ)、リッチー(エボン・モス=バクラック)が、「ザ・ベアー」を次のレベルへ引き上げるため奮闘する姿が描かれる。「あらゆる試練が立ちはだかるなか、チームは適応し、調整し、乗り越えなければならない。卓越性の追求とは、単に上達することだけではない──こだわるべきものを見極めることでもあるのだ」。

予告編の冒頭では、カーミーがレストランの本質について「客がリラックスし、日常を忘れられる時間」を提供をすることだと語る。一方、店の財政状況は依然として厳しく、資金を援助するジミー(オリヴァー・プラット)から営業停止までのカウントダウンタイマーが突きつけられる。

美しい高級料理のモンタージュが映し出されるなか、シドニーはカーミーに「カオスや混乱があるのはわかる。ただ、それを動力にして料理を作るのが問題なの」と指摘。カーミーによる「俺たちはお客をケアし、落ち着かせ、美味しい料理で幸せにできる」というセリフも流れ、いよいよ再生の兆しが見え始める。

後半では、カーミーの気性の荒い母ドナ(ジェイミー・リー・カーティス)が再登場。優しい笑顔やシドニーと話す姿も見られ、機能不全家族の関係も一歩前進しそうだ。さらに、コミックリリーフであるニール(マティ・マシスン)が「歩き方」の特訓を受けるシーンなど、抜群のユーモアも健在。果たして、レストラン「ザ・ベアー」は混乱の連鎖を断ち切り、進化できるのだろうか?

「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン4は、2025年6月26日よりディズニープラス「スター」で独占配信。

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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