「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン4予告編が公開 ─ カオスの極みから進化できるのか?

機能不全なレストランの裏側と再起を描く、エミー賞受賞の極上コメディドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」より、シーズン4の予告編が公開された。カオスの極みだった職場環境に、ついに変革の兆しが見え始めている。
本作は、一流シェフのカーミー(ジェレミー・アレン・ホワイト)が、亡き兄マイケル(ジョン・バーンサル)が遺した財政難のサンドイッチ店を継ぎ、立て直しを図る物語。シーズン1ではスタッフたちとの衝突や混乱、シーズン2では高級イタリアン・レストラン「ザ・ベアー」の開店準備、そしてシーズン3ではミシュラン獲得を目指す様子が、優れた脚本・演出とホワイトらの圧倒的な演技力によって描かれてきた。
あらすじによるとシーズン4では、カーミー、シドニー(アヨ・エデビリ)、リッチー(エボン・モス=バクラック)が、「ザ・ベアー」を次のレベルへ引き上げるため奮闘する姿が描かれる。「あらゆる試練が立ちはだかるなか、チームは適応し、調整し、乗り越えなければならない。卓越性の追求とは、単に上達することだけではない──こだわるべきものを見極めることでもあるのだ」。
予告編の冒頭では、カーミーがレストランの本質について「客がリラックスし、日常を忘れられる時間」を提供をすることだと語る。一方、店の財政状況は依然として厳しく、資金を援助するジミー(オリヴァー・プラット)から営業停止までのカウントダウンタイマーが突きつけられる。
美しい高級料理のモンタージュが映し出されるなか、シドニーはカーミーに「カオスや混乱があるのはわかる。ただ、それを動力にして料理を作るのが問題なの」と指摘。カーミーによる「俺たちはお客をケアし、落ち着かせ、美味しい料理で幸せにできる」というセリフも流れ、いよいよ再生の兆しが見え始める。
後半では、カーミーの気性の荒い母ドナ(ジェイミー・リー・カーティス)が再登場。優しい笑顔やシドニーと話す姿も見られ、機能不全家族の関係も一歩前進しそうだ。さらに、コミックリリーフであるニール(マティ・マシスン)が「歩き方」の特訓を受けるシーンなど、抜群のユーモアも健在。果たして、レストラン「ザ・ベアー」は混乱の連鎖を断ち切り、進化できるのだろうか?
「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン4は、2025年6月26日よりディズニープラス「スター」で独占配信。
▼ 「一流シェフのファミリーレストラン」の記事
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』ザ・シング役、「一流シェフのファミリーレストラン」リッチーとは「意外と共通点が多い」 ベンのほうが「成熟している」 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』に「一流シェフのファミリーレストラン」ティナ役が出演決定 熱演に期待 ゴールデングローブ賞2025年ノミネート一覧 ─ 「SHOGUN」真田広之らコメント、日本公開決定作品まとめ アカデミー賞前哨戦! 「エイリアン:アース」初映像公開、エイリアン地球襲来 ─ マーベル、スター・ウォーズ新ドラマ映像も到着 2025年アツすぎる エミー賞米視聴率、前年比54%アップで低迷に歯止め ─ 「SHOGUN 将軍」最多受賞で話題 日本でも注目