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『ザ・バットマン』監督のアイデアをワーナーが絶賛!コミックを活かした「ノワール風探偵映画」を目指す

ベン・アフレック主演、DCエクステンデッド・ユニバース作品『ザ・バットマン(仮題)』の製作がまもなくスタートする。アフレックに代わり、監督として就任したのは『猿の惑星:新世紀』のマット・リーヴスだ。

先日、インタビューで“ヒッチコック風”の一人称目線を本作に取り入れたい話していた監督は、『ザ・バットマン』で何を試みようとしているのか……。ワーナー・ブラザース社が絶賛したという、その企みの一端がわかってきた。

『ザ・バットマン』を「探偵映画」として描くこと

新作『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のため「New Trailer Buzz」のインタビューに登場したリーヴス監督は、「まだ始まったばかり」だという『ザ・バットマン』の構想をこのようにまとめている。

「ほとんどノワール調の探偵版『バットマン』をやるチャンスだと思う。一人称視点で描くことは、観客と彼(ブルース・ウェイン/バットマン)の頭や心をつなげる、すごく効果的な方法なんだよ」

またバラエティ誌のポッドキャストでは、監督は『ザ・バットマン』と自身の手がけた『猿の惑星』シリーズの共通点をこう語った。

「『バットマン』ですごく興味深いのは、ある意味で(『猿の惑星』の)シーザーを思い出すところだよ。過去に問題を抱えたキャラクターだし、まったく完璧じゃない世界で正しいことをしようとして自分自身と戦っている。どうしようもない世界でね」

リーヴス監督は、「ゴールデンエイジ(1930~50年代)に描かれた原作は探偵物語だった。それを自分自身のテーマと結びつけられれば、とてもエキサイティングなものになると思う」と自信をにじませる。ヒッチコックの大ファンだという監督は、バットマンの世界でいかなる“探偵映画”を作り上げるのか……。

監督にとっても「冒険」

しかし『ザ・バットマン』を撮ることは、リーヴス監督にとっても大きな出来事のようだ。なぜなら本作は、彼が初めて手がける“20世紀フォックス以外でのスタジオ・フィルム”なのである。

「『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008)はパラマウント・ピクチャーズが公開したけどスタジオ製作の映画じゃなかった。(製作を担当した)バッド・ロボット・プロダクションズがファイナルカット(最終編集版)を持ってて、インディーズ映画を作ってるみたいだったよ。(パラマウントは)すごく支援してくれたのと、配給を担当しただけなんだ」

これまでに手がけた『猿の惑星』2作について、リーヴス監督は「作りたかった映画を作ってきた」と豪語する。そして、そのような充実した製作体験を提供してきた20世紀フォックス社以外での仕事は「僕にとっても冒険なんだ」というのだ。では、そうした高いハードルを今なぜ超えてみようと思ったのか……。リーヴス監督は、ワーナー・ブラザースへの印象をこう語る。

「これまでの彼ら(ワーナー)とのやり取りがとても良いんだ。僕がやりたいことを説明したら、すごく喜んでくれてね。だから(今は)旅の始まりなんだよ」

映画『ザ・バットマン』の公開時期は未定。今後の続報にも注目しよう!

 

Sources: http://batman-news.com/2017/06/29/the-batman-director-matt-reeves-says-warner-bros-is-excited-about-his-idea/
http://variety.com/2017/film/in-contention/playback-podcast-matt-reeves-war-for-the-planet-of-the-apes-batman-1202482863/
http://screenrant.com/the-batman-features-a-detective-version-of-the-dark-knight/
Eyecatch Image: https://www.amazon.co.jp/Batman-Detective-Comics-Syndicate-Rebirth/dp/1401268919/

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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