『ザ・バットマン』ゴッサム市警のスピンオフドラマ、製作決定 ─ 新たなバットマン・ユニバース、映画・ドラマで展開へ

DCの新たな単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』より、ゴッサム市警のスピンオフドラマ(タイトル未定)が、米HBO Maxにて配信されることがわかった。米ワーナー・ブラザース/HBO Maxが発表した。
本作は『ザ・バットマン』の世界観にて、ゴッサム市警を舞台に、腐敗したゴッサムシティを掘り下げ、また広げていくコンセプト。「複数のプラットフォームにまたがる、新たなバットマン・ユニバース」を始動させる作品と告知されている。ストーリーや登場人物は明かされていないが、「魅力的かつ複雑な、ゴッサムにいる無数のキャラクター」を探求するシリーズになるとのこと。バットマン役のロバート・パティンソンをはじめ、『ザ・バットマン』のキャストがスピンオフドラマに登場するかどうかも不明だ。
製作総指揮は『ザ・バットマン』を手がけるマット・リーヴス。2020年7月、米ワーナー・ブラザース・テレビジョンと包括契約を結んだのち、初めて共同で取り組むテレビ作品となる。脚本・製作総指揮には、「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」(1999-2007)『ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013)のテレンス・ウィンターが就任した。
シリーズの発表にあたり、リーヴスは「映画のために作っている世界のビジョンを拡大し、深く、かつ詳細に掘り下げられる素晴らしい機会」とコメント。ウィンターの手腕には「犯罪や腐敗を鮮やかに、パワフルに描く」との絶賛を贈り、共同作業への期待と喜びを語った。
リーヴス&ウィンターのほか、製作総指揮には『ザ・バットマン』や『猿の惑星』シリーズのディラン・クラーク、「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」のダニエル・ピプスキ、「ザ・ループ TALES FROM THE LOOP」(2020)のアダム・カッサン&ラフィ・クローンが参加。ワーナー・ブラザース・テレビジョンとともに、リーヴスの製作会社「6th & Idaho」が製作を担当する。
映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』は2021年10月1日に米国公開予定。
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Source: Warner Bros, Deadline, Variety