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『ザ・バットマン』キャットウーマン役にゾーイ・クラヴィッツが決定 ─ 『レゴ バットマン』から続投、『ファンタビ』リタ・レストレンジ役女優

ゾーイ・クラヴィッツ
©Red Carpet Report.TV https://www.flickr.com/photos/minglemediatv/13292928375 Remixed by THE RIVER

『トワイライト』シリーズや『グッド・タイム』(2017)のロバート・パティンソン主演、バットマンの新たな単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』に、キャットウーマン役としてゾーイ・クラヴィッツが決定した。米Deadlineによると、ゾーイはワーナー・ブラザースとの契約をすでに結んでいるという。

セリーナ・カイル/キャットウーマンは、物語の主人公ブルース・ウェイン/バットマンの敵役であり、また恋愛関係でも結ばれるという複雑なキャラクター。映画では『バットマン オリジナル・ムービー』(1966)でリー・メリウェザーが演じて以来、『バットマン リターンズ』(1992)でミシェル・ファイファーが、『キャットウーマン』(2004)でハル・ベリーが、『ダークナイト ライジング』(2012)でアン・ハサウェイが演じてきた。

『猿の惑星』シリーズのマット・リーヴス監督による『ザ・バットマン』は、若き日のブルース・ウェインを主人公とする物語とあって、キャットウーマンにも新たな解釈が加えられることになりそうだ。このたび起用されたゾーイ・クラヴィッツは、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのリタ・レストレンジ役で広く知られている。世界観こそ共有していないが、ゾーイはすでにアニメ映画『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』(2017)でキャットウーマンの声優を務めており、実写でも続投という形となった。

なお報道によると、他にキャットウーマン役の候補に挙がっていたのは、『ブレードランナー 2049』(2017)のアナ・デ・アルマス、リブート版『チャーリーズ・エンジェル(原題:Charlie’s Angels)』のエラ・バリンスカ、『ベイビー・ドライバー』(2017)のエイザ・ゴンザレス、『デッドプール2』(2018)『ジョーカー』(2019)のザジー・ビーツ、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)のアリシア・ヴィキャンデル。オーディションは2019年10月初頭から行われていたという。

『ザ・バットマン』にはロバート、ゾーイのほか、『21ジャンプストリート』シリーズや『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)のジョナ・ヒルが悪役として、『007』シリーズのジェフリー・ライトがゴードン刑事役で出演交渉中と報じられている。撮影は2019年内、あるいは2020年初頭に開始される予定だ。

映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』は2021年6月25日に米国公開予定

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Sources: THR, Deadline, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。