アメリカのオタクネタ満載!大人気ドラマ『ビッグバン セオリー ギークなボクらの恋愛法則』入門

アメリカで前代未聞の人気を博しているコメディドラマ『ビッグバン☆セオリー ギークなボクらの恋愛法則』は、天才的な頭脳の持ち主のヲタク四人が近所に美女が引っ越してきたのを境に、あれやこれやのトンチンカンのやらかしが繰り広げられるストーリー。米国のオタク文化もよく掘り下げられているので、そういった観点からも興味深く鑑賞できます。

bigbang theory

傍若無人なシェルドン・クーパー(演:ジム・パーソンズ)は超人的なIQを持つ超人的変人

理論物理学者で理屈屋な潔癖症のシェルドンはまさしく、このドラマの顔。親友のレナードとルームメイトの彼は他人の感情に疎く、自分の興味のある分野以外はとことん見下すため、非常にとっつきづらい人物です。
ですが天才的な頭脳の持ち主で重度のヲタクな彼は子供っぽい性格を度々見せ、一つのことに夢中になれば他のことには目もくれない性格なため、ある意味で信頼できるキャラクターです。

ちょくちょく「シェルドン・クーパーはアスペルガー症候群では?」と指摘されますが、製作者側からキッパリと否定されています。作中でも精神鑑定を受けたが異常無しと診断されたことが語られていますので、信じられないことに素でこの性格です。

このドラマの主人公、レナード・リーキー・ホフスタッター(演:ジョニー・ガレッキ)

科学者の両親を持ち、兄弟全員が優秀なレナードは卑屈で皮肉屋な主人公です。精神科医の母による逃げ場のない論理的な教育によってクリスマスも誕生日もまともに送って来なかった天才科学者という不遇の過去を持っています。シェルドンとルームシェアをするという不運に見舞われており、いつも振り回されていますが、話が合うことも多いので良いコンビ。部屋の向かいにペニーという美女が引っ越してきて、恋をしたのが物語の始まり。もちろんレナードもヲタクです。

宇宙飛行士のハワード・ジョエル・ウォロウィッツ(演:サイモン・ヘルバーク)はマザコンモヤシ坊や

応用物理学のエンジニアをしているハワードは大変に優れた機械技師であり、NASAや国防省とも繋がりを持つ大物です。しかし母親と同居し、ナヨナヨした物腰と重度のマザコンであることから、女好きなのに女性とはまるで縁がありません。
そんな彼は専門分野が遠く離れているのと一人だけ博士号を持っていないことから常にシェルドンに馬鹿にされていますが可愛い彼女と結婚し、宇宙飛行士にもなりました。

ラジェッシュ(ラージ)・クースラポリ(演:クナル・ネイヤー) 自称メトロセクシャルのコミュ障インド人

ラジェッシュ、通称ラージはインドから来た宇宙物理学や宇宙論を専門とする良いとこのボンボンです。親が開業医なので仕送りをたっぷり貰って贅沢に暮らしている彼ですが、女性とは全く話せない因果な性癖を持っています。ハワードとは親友であり、仲が良すぎて同性愛者じゃないかと周囲に疑われています。
女性的な趣味を持つインド料理嫌いのインド人ですのでアメリカ生活を謳歌しています。余談ですが彼は原語ですとひどいインド訛りで話しており、吹き替えと全く違う面白さを出すので必見。

ペニー(演:ケイリー・クオコ)

レナードとシェルドンの部屋の向かいに引っ越してきた田舎育ちの美女がペニーです。ヲタクな四人組にも気さくに接してくれますが恋多き女性であり、レナードを何度もヤキモキさせています。父親に男の子のように育てられたせいでレナード達より遥かに頼もしい!

このドラマはヲタク面でもコメディ面でも楽しめる!

ヲタク達が日々を面白おかしく過ごしながらぎこちなく女性と付き合うという話ですと、日本では『げんしけん』が有名ですが、『ビッグバンセオリー』はこれよりもさらにコメディ方面に寄せています。ヲタク四人組が主役ですのでコミックストアでのやり取りも多く、背景に映るコミックやフィギュアは海外サブカルヲタクならニヤリとすることがしょっちゅう。
ですが『スタートレック』、『フラッシュ』、SFモノやアメコミモノにゲームといった知っている人向けのヲタクネタはあくまでドラマの添え物であり、軽くしか知らない人も全く知らない人も抵抗なく入り込めます。背景に映る小物やシェルドン達が手にしているヲタクグッズを見ているだけでニヤケちゃうことも。

これまでに紹介したキャラ以外も魅力的な人物達が多く登場する『ビッグバン☆セオリー ギークなボクらの恋愛法則』。ヲタク達のドラマながらも一歩引いた目線からの鋭い皮肉や自虐ネタも多々あり、それが刺激的な魅力を放っています。

Eyecatch Image:https://wall.alphacoders.com/by_sub_category.php?id=176680

About the author

ライター、翻訳の小村健人です。アメコミは主にスーパーマン、フラッシュ、アクアマン、ブースターゴールド、ジャスティスリーグ、バットマンとそのファミリー誌を主に追っており、原書の知識もあります。カートゥーン、洋ドラも視聴。アメコミ記事を描くことが多いですが、何分まだ若輩者ですので知識に穴があるようでしたらコメント欄でお知らせいただけると幸いです(できればどのアークに収録されているかも教えていただければさらに幸いです)。

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