マッツ・ミケルセン、『ポーラー』の新作『ザ・ブラック・カイザー』に主演 ─ 監督続投、暗殺者の戦い再び

マーベル映画『ドクター・ストレンジ』(2016)のカエシリウス役で知られ、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』ではジョニー・デップの代わりにグリンデルバルド役を引き継いだデンマーク出身のマッツ・ミケルセン。世界を股にかけて活躍するミケルセンが、『ポーラー 狙われた暗殺者』(2019)の新作となる映画『ザ・ブラック・カイザー(原題:The Black Kaiser)』に主演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
この企画は、ビクトル・サントスによるグラフィックノベルシリーズ『Polar(原題)』が下敷きとなり、ミケルセン主演&ヨナス・アカーランドがメガホンをとった2019年のNetflix映画『ポーラー 狙われた暗殺者』の関連作品。同作では、引退を控えていた殺し屋のブラック・カイザーことダンカン・ヴィズラが、彼に支払う年金を惜しんだ強欲な雇い主ブルートに命を狙われ、壮絶な死闘を繰り広げた。
『ザ・ブラックカイザー』でも監督を務めるアカーランドとミケルセンの再タッグが実現。本作では、ブラック・カイザーが強大な暗殺者シンジケートを守っていた陰謀を暴いたことで、組織のナンバーワン・ターゲットになってしまう。『ポーラー』でペンをとったジェイソン・ロスウェル&ミケルセンが共同脚本を手がけ、ジェレミー・ボルトとロバート・クルツァーがプロデューサーとして続投。ミケルセン、マルティン・モスコヴィッツ、マイク・リチャードソンが製作総指揮を務め、『ポーラー』のスタッフが再集結する。他キャストの交渉は、現在進行中だ。
スウェーデン出身のアカーランドは、黎明期のブラックメタル・シーンの全貌に迫ったノンフィクション書『ブラック・メタルの血塗られた歴史』の映画化となる『ロード・オブ・カオス』(2018)で監督を務めて高い評価を得ている。
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Source:Deadline