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「ザ・ボーイズ」新参戦のジェンセン・アクレス、役はオーディションで獲得 ─ 「もっと大物が検討されていた」

Jensen Ackles ジェンセン・アクレス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35444343473 | Remixed by THE RIVER

Amazon Studiosの人気ドラマ「ザ・ボーイズ」(2019-)にシーズン3から仲間入りを果たすジェンセン・アクレス。「スーパーナチュラル」(2005-2020)を終えたアクレスが次に演じるのは、ソルジャーボーイという名のとにかくクズなスーパーヒーローだ。ドラマ業界においてベテランのジェンセンだから、ソルジャーボーイ役はオファーされたのかと思いきや、実は努力の末に勝ち取っていたものだったという。

「ザ・ボーイズ」のプロデューサーを務めているのは、「スーパーナチュラル」の生みの親として知られ、シーズン5まで製作に携わったエリック・クリプキ。このたび、俳優のマイケル・ローゼンバウムがホストを務める米ポッドキャスト番組に出演したジェンセンは、「ザ・ボーイズ」参加のきっかけが、「出たいと思ったらいつでも言って」というクリプキからかけられた言葉だったと語る。しかし、それはあくまできっかけに過ぎず。ジェンセンはソルジャーボーイ役を得るために茨の道を進んでいたのだ。

ソルジャーボーイについては(製作の)ソニーも、僕よりずっと大物に依頼しようとしていたと思います。だからエリックも、“君がふさわしいことは分かっているんだけど、やるからにはお偉い方を納得させなきゃいけない”って感じでした。“セルフテープを撮ったほうが良い”とも言われたので、“やります”って言って彼だけに送りました。それからフィードバックのやり取りを繰り返して、結局4回くらい撮り直したと思います。」

ジェンセンいわく、当初クリプキは端役を想定してジェンセンを誘ったというが、後に思い直してソルジャーボーイの役を受けてみることを勧めたのだとか。原作コミックにおいてソルジャーボーイは、“セブン”の次に強いとされる“ペイバック”というチームのリーダー格として登場し、屈指の人気を誇る。ドラマの顔であるヒーロー、ホームランダーとは怪しい関係にあるキャラクターでもあるから、実写デビューさせるのに大物を起用しようとする制作側の狙いも理解できるが、ジェンセンは実力によって役を掴み取ったのだ。

ところで、オーディションでジェンセンの相手役を務めたのは、ブッチャーを演じるカール・アーバンだったという。すると劇中では、ブッチャー率いるザ・ボーイズとソルジャーボーイの対決や直接的なやり取りが期待できそうだ。ちなみにシーズン4以降のソルジャーボーイの再登場について、ジェンセンは「分かりません」としながらも、「扉が閉ざされているわけではありません」と否定はしなかった。まずはシーズン3で、お手並み拝見だ。

Source: Inside of You with Michael Rosenbaum

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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