「ザ・ボーイズ」シーズン3は「もっとダーク」に、血の量も倍増 ─ マザーズミルク役が予告

世界中で人気を博しているAmazon Studios製作のドラマ「ザ・ボーイズ」は、現在シーズン3の撮影が進行中。このたび、メインキャストであるマザーズミルク役のラズ・アロンソが、撮影現場からシーズン3について期待がグンと高まるような発言を繰り出した。いわく「よりダークになっていく」という。血の量も格段と増えるようで…。
ラズは、撮影地のトロントよりリモートで米Colliderのインタビューに登場。現在、シーズン3の撮影は「4分の1から半分」の進捗であることを明かしている。撮影に参加しての所感を伝えたラズは、シーズン3は「前2シーズンよりもストーリー重視」な仕上がりとのこと。これを踏まえた上で、ラズは以下のように続ける。
「(ショーランナーの)エリック・クリプキが毎シーズンで挑んでいるのは、作品をよりダークにしていくこと。ジェンセン・アクレスが加わったことによって、歴史的にダークなキャラクターを合流させるだけではなく、他のスープス(スーパーヒーロー)たちも同時にダークになっていきます。」
ラズが触れたジェンセン・アクレスは、新キャストとしてシーズン3に参加。ソルジャーボーイと呼ばれる原作コミックのキャラクターを演じる。原作コミックでは、ペイバックというヒーローチームに所属するソルジャーボーイ。メンバーとは相容れず、“セブン”への加入を懇願する。ホームランダーとの謎の関係性にも注目が集められているが、ドラマ版では作品に「ダークさ」をもたらす重要人物となるとのことだ。
また、「ザ・ボーイズ」で期待されているのは血の量。ここまでかというほどの血が容赦なく出てくる本作だが、ラズいわく、シーズン3の血の量は、前2シーズンを上回るという。ラズは「美術担当のトップと会った時のこと」を話し始めた。
「彼女は、数ある役目のなかで血を注文することもその1つなんですけど、僕は彼女と話しました。信じるか信じないかはあなた次第ですが、シーズン2で使われた血の総量は、1ガロン(1ガロン=3.785リットル)もいっていないと思うんです。でもシーズン3では、すでに今だけで3.5ガロン(約13.2リットル)も使ってます。これでどんな感じなのか察していただけると思います。」
撮影が半分ほどの進捗時点で、シーズン3に使われている血の量がシーズン2の3.5倍ということになる。ザ・ボーイズたちはどれだけ血まみれになるのだろうか。シーズン2では、巨大クジラにジェットボートで突っ込んだボーイズたちがクジラ体内の血を丸被りしている姿も印象的だったが、シーズン3での血の使われ方にも注目したい。
脚本・ショーランナーを務めるのは、「スーパーナチュラル」生みの親で知られるエリック・クリプキ。シーズン3からは、「スーパーナチュラル」製作のジム・マイケルズ、製作・脚本のメレディス・グリン、脚本コーディネーターのデヴィッド・リードの3名が製作総指揮として作品に参加することが判明している。
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Source: Collider






























