『ジョン・ウィック』スピンオフドラマ「ザ・コンチネンタル」2023年に米配信決定
キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』シリーズの前日譚ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」が、2023年に米国配信予定であることがわかった。米Deadlineなどが報じている。
「ザ・コンチネンタル」は、映画シリーズの40年前となる1975年のニューヨークを舞台に、コンチネンタル・ホテルの支配人ウィンストン・スコットの若き日を描く1話90分・全3話構成のミニシリーズ。ウィンストンは自身の過去に対峙しながら、ホテルの支配権を手にするべく危険な犯罪者たちと出会い、謎めいた裏社会へと足を踏み入れていく。
また配信時期の発表にあわせて、本作の米国配給権が、『ジョン・ウィック』を手がけるライオンズゲートが経営するケーブルテレビ局「Starz」から、NBCユニバーサルの配信サービス「Peacock」に移ったことも判明した。企画発表から約4年後の電撃移籍には、ライオンズゲートが本作を“Starzのブランドに合わない”と判断した背景がある。同サービスでは今後、女性主体のシリーズや、よりターゲットを絞った企画に焦点を合わせていくということだ。
映画版でイアン・マクシェーンが扮するウィンストン・スコットの若き日を演じるのは、「フライト・アテンダント」(2021-)のコリン・ウッデル。同じくランス・レディックが扮するシャロンの若き日を新人アヨミデ・アデガンが演じるほか、叔父チャーリー役でピーター・グリーン、コーマック役でメル・ギブソンが出演する。そのほか、フランキー役で「アニマル・キングダム」(2016-)のベン・ロブソン、マイルズ役で「The Good Lord Bird(原題)」(2020)のヒューバート・ポアンド=ジュウル、ルー役で『最高の親友の見つけ方』(2018)のジェシカ・アラン、KD役で「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-)のミシェル・プラダ、イェン役で『ハウスメイド』(2010)のニュン・ケイトら。
脚本は『ライド・アロング〜相棒見習い〜』(2016)のグレッグ・クーリッジ、俳優・脚本家・プロデューサーのカーク・ウォード。エピソード監督として、第1・3話を『フロム・ヘル』(2001)『ザ・ウォーカー』(2010)のアルバート・ヒューズ、第2話を「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」(2022-)のシャーロット・ブランドストームが担当する。
製作総指揮には映画版監督のチャド・スタエルスキと第3作までの脚本を執筆したデレク・コルスタッド、製作のバジル・イワニク&デヴィッド・リーチが続投。『デッドプール』シリーズの脚本家として知られるレット・リース&ポール・ワーニックも参加している。
ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」は2023年に米国配信予定。
Source: Deadline