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ベネディクト・カンバーバッチ、『ドクター・ストレンジ』続編前に撮影の『クーリエ:最高機密の運び屋』で約10キロ減量の本編映像

『クーリエ:最高機密の運び屋』
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映画『クーリエ:最高機密の運び屋』主演のベネディクト・カンバーバッチは、本作のとあるシーンのために大幅な減量を行っている。この撮影から時間をおかずして、カンバーバッチはスーパーヒーロー映画『ドクター・ストレンジ・イン・マルチヴァース・オブ・マッドネス(原題)』の撮影も控えていたため、すぐに元の体重に戻さなければならなかった。

それにも関わらずカンバーバッチはリアリティを追求するために頭を丸刈りにし、約10キロにも及ぶ体重の減量を実行した。実際の映像がこちらだ。

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映画『クーリエ:最高機密の運び屋』は、米ソ冷戦下の「キューバ危機」の裏で、核戦争勃発を回避すべく民間人からスパイとなった男の激動のドラマを描くスリラー作品。自らを追い込んだ理由についてカンバーバッチは「映画ではたった数シーンにしかならないのにと思うでしょうが、当時のグレヴィル・ウィン氏の写真を見ると、彼が人生のはるかに長い期間、耐え忍んできた真実を尊重する以外に選択肢はないと思ったんです」と史実をベースにした作品ならではの使命感を口にする。

減量方法については「すべてが健康的な方法で行われました。萎縮や無気力ではなく、すべてを削ぎ落として体を筋肉で縮めようとしました」と適切なプロセスを経てのダイエットだったようだが「筋肉を削らなければならない状態の時もあり、それはとても嫌な経験でした。意識が混濁し、脱水症状を起こし、常に空腹を感じる。感情的にも肉体的にも非常に傷つきやすくなる」と地獄も味わった。

カンバーバッチは確信を込めてこう言う。「10キロの減量へと至るすべてのプロセスが、収容所での日々を何年も何カ月も耐えてきたであろうグレヴィル・ウィンのキャラクター作りにおいて非常に役立ちました」と。ロバート・デ・ニーロ、クリスチャン・ベール、マット・デイモンなど、自らの肉体を変化させて名作や名シーンを生んできた俳優は少なくない。カンバーバッチも『クーリエ:最高機密の運び屋』を持って、その一人になるだろう。その瞬間をスクリーンで目撃してほしい。

『クーリエ:最高機密の運び屋』は大ヒット上映中。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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