渡辺謙、『GODZILLA ゴジラ』監督と再タッグ快諾 ─ 「ギャレスらしい」新作SF『ザ・クリエイター/創造者』は超アナログ撮影

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)ギャレス・エドワーズ監督の最新作、『TENET テネット』(2020)ジョン・デヴィッド・ワシントンと渡辺謙が出演するSF超大作『ザ・クリエイター/創造者』より、渡辺の貴重なコメントと場面写真が一挙到着した。
『GODZILLA ゴジラ』(2014)でギャレス作品に出演した渡辺にとって、本作は約10年ぶりの再タッグ作。コロナ禍まっただなかの2021年にオファーを受け、プロットを読んで出演を快諾した。「題材は“AIと⼈間の戦い”。今までの機械と⼈間という対峙とは⼀味違う、⻄洋vs東洋の価値観や⽂明の相違という切り⼝」に監督らしさを感じたという。「⼈間も痛みや喜びを学習し成⻑していく。同じ様にAIもそうやって成⻑した時代。⼈間に取って代わる気持ちが無いのに、⼈はそれを恐れ駆逐しようとする。ある意味、今まで世界のヒエラルキーの中で⾏われて来た歴史にも重なる」。
本作の舞台は2075年、⼈類とAIの戦争が激化する世界で、元特殊部隊のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は⼈類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の暗殺に向かうが、そこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少⼥・アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)だった……。渡辺が演じるのは、アルフィーと同じく、後頭部から耳にかけて機械となっている謎のヒューマノイド役だ。
すでに公開済みの予告編や場面写真から垣間見られるのは、ギャレス率いる製作チームがこだわり抜いた近未来のビジュアルだ。渡辺も「デジタル世界を超アナログなジャングルでの撮影。ギャレスもインディーズで撮っていた頃に戻り、⾃分でカメラを担いで撮り進める。さあ、どんな仕上がりになっているのか、出演者達が⼀番驚く事になるのは間違い無い!」と期待を込めた。
出演者はジョン・デヴィッド・ワシントンと渡辺謙のほか、『キャプテン・マーベル』(2019)『エターナルズ』(2021)のジェンマ・チャン、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)でアカデミー賞に輝いたアリソン・ジャネイら。久々のギャレス・エドワーズ監督作、俳優陣のアンサンブルにも注目だ。



渡辺謙 コメント全文
世界がコロナ禍にある⼀昨年、ギャレス(・エドワーズ監督)から連絡があった。タイで新作を撮ると。題材は「AIと⼈間の戦い」早速プロットを読む。今までの機械と⼈間という対峙とは⼀味違う、⻄洋vs東洋の価値観や⽂明の相違という切り⼝に、ギャレスらしさがあって、快諾した。⼈間も痛みや喜びを学習し成⻑していく。同じ様にAIもそうやって成⻑した時代。⼈間に取って代わる気持ちが無いのに、⼈はそれを恐れ駆逐しようとする。ある意味、今まで世界のヒエラルキーの中で⾏われて来た歴史にも重なる。JD(ジョン・デヴィッド・ワシントン)をはじめとする素晴らしい俳優陣が、その不思議な世界観を体現していく。デジタル世界を超アナログなジャングルでの撮影。ギャレスもインディーズで撮っていた頃に戻り、⾃分でカメラを担いで撮り進める。さあ、どんな仕上がりになっているのか、出演者達が⼀番驚く事になるのは間違い無い!

映画『ザ・クリエイター/創造者』は2023年9月29日(金)世界同時公開。
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