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『クロウ/飛翔伝説』リブート企画が再浮上 ─ ジェイソン・モモア版の頓挫から1年半、今度こそ実現なるか

クロウ/飛翔伝説
© Buena Vista 写真:ゼータ イメージ

カルト的人気を誇る映画『クロウ/飛翔伝説』(1994)のリブート版として企画が進められてきた『ザ・クロウ(原題:The Crow)』が再始動したことがわかった。以前からプロデュース、出資、配給権利を保有していたDavis Filmsが、現在もリブート企画に着手しているという。米Bloody Disgustingが報じている。

ブルース・リーの息子であるブランドン・リーの主演映画『クロウ/飛翔伝説』は、ある日婚約者と共に暴漢によって惨殺されるも、死の国の使者であるカラスの力によって蘇った男、エリックの復讐を描く物語。ラストの銃撃シーンを撮影する際、なぜか銃身に実弾が入っており、実際に被弾したブランドンが亡くなってしまったという、いわゆる“いわくつきの作品”としても知られる。

本作については、2009年頃から何度もリブートの話題が浮上しては消えている。今までブラッドリー・クーパー、ルーク・エヴァンス、ジャック・ヒューストンが主演に浮上したものの、3名とも降板。その後、2018年初頭にソニー・ピクチャーズ製作のもと、『アクアマン』(2018)ジェイソン・モモア主演、『死霊館のシスター』(2018)コリン・ハーディ監督で、2019年10月11日の公開を目標に再始動した。ただし、こちらも同年6月にジェイソンとコリンが離脱したことで頓挫してしまった。

このたびのリブートでは監督、脚本家が一新されるとのことで、キャストについては未発表。なお、ジェイソン・モモア版で製作を務めることになっていたソニーの参加については触れられていない。判明した情報は多くはないが、ひとまず凍結したと思われていた企画が再始動したことは確かだ。今後の続報に期待したい。

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Source: Bloody Disgusting

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。