リブート版『クロウ/飛翔伝説』公開予定が白紙に ― 主演ジェイソン・モモアと監督の降板受けて

ブランドン・リー主演、カルト的人気を誇る映画『クロウ/飛翔伝説』(1994)のリブート版として企画が進められてきた『The Crow(原題)』の公開予定が白紙になったことがわかった。米ソニー・ピクチャーズが発表している。

『クロウ/飛翔伝説』は、銃撃シーンの撮影で使用された銃になぜか実弾が入っており、主演のブランドン・リーが実際に被弾して亡くなってしまったという、いわゆる“いわくつきの作品”だ。
ソニーはこの映画のリブート企画を以前より進めており、映画『ジャスティス・リーグ』(2017)やドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)のジェイソン・モモアを主演に抜擢。監督には『死霊館のシスター』(2018)のコリン・ハーディが起用されていたのである。


ところが2018年6月上旬、突如としてジェイソンとコリン監督がプロジェクトを離脱一部報道によれば、リブート版のプロデューサーであるサミュエル・ハディダ氏とソニーが資金面・創作面で衝突したことが原因だったとされる。こうした動きを受けて、ソニーは『The Crow』の公開予定を白紙に戻したというわけだ。なおソニーは本作の代わりに、当初の米国公開日として設定されていた2019年10月11日には、映画『ゾンビランド』(2009)の続編『ゾンビランド2(仮題)』を封切る予定になっている

かつて『クロウ/飛翔伝説』を手がけたアレックス・プロヤス監督は、以前リブート版について「ブランドン・リーでなければリメイクする価値はありません」「ブランドンの映画のままにしておいてください」との声明を発表していた。また公開白紙の報道を受けて、映画ファンの中には「『クロウ/飛翔伝説』の呪いは25年経っても続いている」という穏やかでないコメントをする者もいる……。

ソニーが『クロウ/飛翔伝説』のリブート企画を水面下で引き続き進行しているのか、それともジェイソン&コリン監督の降板によって企画は凍結されてしまったのか、2018年7月現在、内部の状況はわかっていない。とにかくリブート版の公開は当面見送られた、それだけがひとまず確かなことなのである。

Source: ComicBook.com, SR
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

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