リドリー・スコット監督最新作『ザ・ドッグ・スターズ』3月US公開 ─ ジェイコブ・エロルディ、ジョシュ・ブローリン、マーガレット・クアリー出演

『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(2024)に続くリドリー・スコット監督の新作映画『ザ・ドッグ・スターズ(原題)』が、2026年3月27日に米国公開されることがわかった。ディズニー/20世紀スタジオが発表した。
本作はピーター・ヘラーの同名小説(邦訳版『いつかぼくが帰る場所』早川書房刊)を原作とするSF映画。パンデミックのため人類がほぼ死滅した近未来を舞台に、主人公のパイロット・ヒッグが気難しいガンマンと出会い、さまよう侵略者たちの手から生き延びようとする……。
主演は「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)『プリシラ』(2023)のジェイコブ・エロルディ。当初は『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のポール・メスカルがスコットと再タッグを組む計画だったが、サム・メンデス監督によるビートルズ伝記映画4部作のためにスケジュールが合わず離脱した。
ガンマン役は『デューン』シリーズのジョシュ・ブローリン。ヒッグが旅の途中で出会う若い医師シマ役を『サブスタンス』(2024、日2025)のマーガレット・クアリー、その父親で疲弊した牧場主役を『ブルータリスト』(2024、日2025)のガイ・ピアースが演じるほか、『ドクター・ストレンジ』シリーズのベネディクト・ウォンも出演する。
脚本は『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015)『ツイスターズ』(2024)などのマーク・L・スミス。プロデューサーはスコット&スミスのほか、『グラディエーターII』のマイケル・プルス、『ミッドナイト・スカイ』(2020)のクリフ・ロバーツが務めている。
スコットはビー・ジーズの伝記映画(タイトル未定)も企画していたが、本作が先行し、2024年4月末からイタリアで撮影が実施されている。
映画『ザ・ドッグ・スターズ(原題)』は、2026年3月27日に米国公開予定。
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