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車が8回転半、えげつないスタントを『フォールガイ』がやるヤバい映像 ─ ギネス世界記録も更新おめでとう

https://youtu.be/vyM_QMFcFvA?si=FKHc28gHpE-gt1Nh

これぞ、ハリウッド。 スタントマンのダイナミックな物語を描く映画『フォールガイ』より、とんでもねぇスタントアクションの撮影風景が見られるヤバい映像が爆裂公開された。車が8回転半する。

『フォールガイ』は、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)『ブレット・トレイン』(2022)のデヴィッド・リーチ(自身もスタントマン出身)監督と、『バービー』(2023)での熱烈パフォーマンスが世界を虜にしたライアン・ゴズリング主演のタッグ作。2024年一番熱烈な映画になりそうだということで話題を集めている。

そのスタントシーン撮影映像。浜辺を疾走する車が、「キャノンロール」と呼ばれる回転技に挑むようだ。フィギュアスケートでは3回転半で「トリプルアクセル」、スノーボードでは4回転で「クワッドコーク」と呼ばれる技となるが、『フォールガイ』がやってのけたのは5回転、6回転、7回転、8回転半だ。

これまでの「キャノンロール」の最高記録は『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)での7回転。『フォールガイ』シーンの撮影では最初のテイクでも素晴らしい映像が撮れたものの、「まだ目指しているところに至っていなかった」ので「もう一台車を用意しました」とサラリと語られている。登場した2台目の車、爆破の瞬間に合わせてお見事8回転半。

車内で揺られまくるスタントドライバーの名はローガン・ホラデイ。「たくさん回転しました。何回転したかはわからなかったけど、とても満足しています」と、ケロリと話している。ちなみにこの回転で、ホラデイはギネス世界記録も正式に更新した。

『フォールガイ』の主人公は、大怪我を負い一線を退いていたスタントマンのコルト・シーバース。ひょんなことからハリウッドの撮影現場に舞い戻ることになったコルトは、そこで監督を務める元カノのジョディ・モレノと再会。ジョディに未練たっぷりのコルトは、彼女の気を引こうとアツいスタントを連発する。そんな中、幾度となく命がけのスタントダブルを請け負うも、過去にあっさりクビを切られた因縁の主役俳優のトム・ライダーが突然失踪してしまう。これを機にジョディとの復縁と一流のスタントマンとしてのキャリアの復活を狙うコルトは、トムの行方を追う羽目になるが、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく……。

危険すぎるアクション全開の映画『フォールガイ』は2024年夏全国公開。

Source:Universal Pictures

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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