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アンソニー・ホプキンス&オリヴィア・コールマン共演『The Father』米予告編 ─ 年齢と共に押し寄せる喪失感を描いた物語

『The Father(原題)』
https://youtu.be/4TZb7YfK-JI

アカデミー賞にも輝いた名優アンソニー・ホプキンスオリヴィア・コールマンが親子役で豪華共演を果たした、新作映画『The Father(原題)』の米国版予告編が到着。あわせて、2020年12月18日に米国公開されることが決定した。

サンダンス映画祭で初上映された『The Father』は、年齢と共に誰もが経験する喪失感を捉えた作品。80歳の父親アンソニーは歳を重ねる度に、娘アンヌからの援助を拒否するようになる。やがて、年齢による変化を受け入れようとした時、彼は愛する人、自分自身の心情、そして現実についても疑問を抱き始めていく……。

予告編は、アンヌがパリに引越すと思い込むアンソニーの様子から始まる。アンヌは、アンソニーの世話を日常的に行うことが困難となり、介護師を紹介することになった。アンヌから紹介された介護師を気に入る様子を見せたアンソニーだが、「誰の手助けも必要はない」と最終的に他者からの援助も拒否する。

年齢を重ねても尚、一人で生きられると豪語するアンソニーだったが、状況は一転。家に帰宅したアンソニーは、見知らぬ人間が居る状況に戸惑う。「君は誰だ?」「何を言っているのですか?僕ですよ、この家に今住んでいます」「何を意味の分からないことを言っているのだ?」。戸惑いを隠せないアンソニーの前に今度は、アンヌと名乗る人物が家に入って来る。「アンヌはどこに行った?」「何言っているの?ここに居るじゃない」。

「お父さん、どうしたの?」「何か不思議な事が起きている」。その後も、アンソニーにとって受け入れ難い出来事が連鎖する中、「ここは私の家だ。違うのか?」と本人も次第に疑心暗鬼になっていく。果たして、抗う事が困難な現実を受け入れられるのか……。

出演者にはアンソニー・ホプキンス&オリヴィア・コールマンの他、「SHERLOCK/シャーロック」シリーズのマーク・ゲイティス、『ジュディ 虹の彼方に』(2019)のルーファス・シーウェル、『グリーン・ルーム』(2015)のイモージェン・プーツ、『シックス・センス』(1999)のオリヴィア・ウィリアムズなどが名を連ねている。監督を務める劇作家・小説家として知られるフローリアン・ゼレールは、『つぐない』(2007)などのクリストファー・ハンプトンと共に脚本も兼任した。

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Source: Deadline , The Playlist

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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