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『ザ・フラッシュ』撮影終了、監督が報告 ─ DCファンドームで初映像、マルチバース開かれる

https://www.instagram.com/p/CVJYobBIXVM/

「DCファンドーム」で初公開となった映像も話題の映画「ザ・フラッシュ(原題:The Flash)」の撮影が終了した。監督を務めるのは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』2作のアンディ・ムスキエティ。自身のInstagramで、撮影終了の報告と、クルーやキャストへのコメントを掲載している。

1枚目の画像で、監督はトンネルのようなセットにいるようだ。トンネルといえば、米CW局のドラマ「THE FLASH/フラッシュ」ではフラッシュがドーナツ形状のトンネルを高速で駆けることで超空間トンネルを開いていたが……。

DCファンドームで公開されていた映像では、フラッシュが子供時代の自宅を訪れ、母親らしき後ろ姿に触れようとしていたところが見どころのひとつだ。主人公バリー・アレンは、母親を超常的存在に殺害された過去のトラウマを抱えており、自らの無力さを悔やんでいる。今作では禁断のマルチバースが開かれるとされており、ここでバリーはおそらく、「母親が生きている世界線」を訪れたものと思われる。終盤にはマイケル・キートン版と思われるバットマンの後ろ姿や、「仲間になる?(you in?)」と尋ねるバリー・アレン、そしてもうひとりのバリー・アレンらしき存在など、時空を超えた壮大な物語を予想させる一幕も。

『ザ・フラッシュ』は、フラッシュ/バリー・アレンと並行世界をめぐるコミックの人気エピソード「フラッシュポイント」を原案とする、DC映画における“マルチバースの接点”とも呼ばれる一作。出演者にはフラッシュ/バリー・アレン役のエズラ・ミラーをはじめ、バットマン役に『ジャスティス・リーグ』(2017)のベン・アフレックと『バットマン』(1989)のマイケル・キートンがそろって復帰。さらに、初登場となるスーパーガール役を新鋭サッシャ・カーレ、バリーの恋人アイリス・ウェスト役を『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』(2018)のカーシー・クレモンズが演じる。

監督は『IT/イット』2部作のアンディ・ムスキエティが務め、脚本は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)のクリスティーナ・ホドソンが執筆。2022年11月4日に米国公開予定。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。