ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン『ザ・ヒットマンズ・ボディガード』スラング連発の予告編が期間限定公開!

2017年8月18日の米国公開が予定されている『ザ・ヒットマンズ・ボディガード(原題:The Hitman’s Bodyguard)』の予告編が遂に公開された。
本作品の監督は『レッド・ヒル』や『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』などで知られるオーストラリア出身の映画監督パトリック・ヒューズ、そして脚本は『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い』のトム・オコナーが担っている。
物語は、国際司法裁判所の証言台に立つことになった世界で最も有名な殺し屋と、彼の警護を担うことになったこれまた世界最高のボディーガードを描くもので、イギリスから国際司法裁判所の本部があるオランダ・ハーグまで、2人の24時間の迫力ある“珍道中”を描いたアクション・コメディのようである。
ボディガード役を演じているのは、『デッドプール』でお馴染みのライアン・レイノルズ、そして警護の対象となる殺し屋役を、ハリウッドの名脇役サミュエル・L・ジャクソンが演じている。現時点で、それぞれの役名はまだ明らかにされていないようであるが、2人の他にも殺し屋の妻役としてサルマ・ハエック、そして東欧の独裁者役としてゲイリー・オールドマンが出演しているという、なかなか豪華な顔ぶれとなっている。おそらく殺し屋の命を狙っているのはこの独裁者なのだろう。
というわけで、初公開となる予告編の映像をご覧いただきたい。ちなみにこの予告編は“期間限定公開”だということなので、鑑賞はお早めに。
いかがだったかな?
コメディ映画にしてはアクション性のクオリティが非常に高いように感じるが、大きく気になったのは別の部分で、まず背景に流れている曲からして、これは“ボディーガード”映画だぞ!と言わんばかりの遊びぶりである。1992年公開のミック・ジャクソン監督による『ボディガード』をご存じの方ならもちろんお解りのはず。同作品に登場する、人気歌手レイチェル・マロン役のホイットニー・ヒューストンが歌い上げた主題歌、『オールウェイズ・ラヴ・ユー』が押し込まれるようにして使われている。もしかして本編にも使われていたり、まさかの主題歌だったりすることはないとは思うが……。
そして、まさかのこのポスター……。やりきっている感が清々しい。
Never let him out of your sight. Never let your guard down. Never fall in love. The #HitmansBodyguard – In theaters August 18. pic.twitter.com/CgryLxl6aR
— Hitman’s Bodyguard (@HitmanBodyguard) 2017年4月14日
そしてもうひとつ、「マザー◯ァッカー」と言い過ぎである。数えてみたが、この2分足らずの映像で2人合わせて7回ほど言い放っているわけで、厳密に1分40秒として計算すると、約14秒に1回言っていることになる。本編でのスラングの数はとんでもないことになっているかもしれないが、もしかしたらあえての「マザー◯ァッカー」集約型の予告編なのかもしれない。
というわけで、本編での『オールウェイズ・ラヴ・ユー』の有無、そして本編での「マザー◯ァッカー」の回数、それを確かめるだけでも、観る価値のある作品になりそう(ホントかな)。日本公開をぜひ楽しみにしていただきたい。
Eyecatch Image: https://twitter.com/HitmanBodyguard/status/852914596172005376