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ティルダ・スウィントン主演、ペドロ・アルモドバル監督作『The Human Voice』米予告編 ─『人間の声』映画化、元恋人を待ち続ける女性描く物語

The Human Voice
https://youtu.be/G3lGM39dKuY

ティルダ・スウィントン主演、『ペイン・アンド・グローリー』(2019)などのペドロ・アルモドバル監督による短編映画『The Human Voice(原題)』より米国版予告編が公開された。

ペドロ・アルモドバル監督初の英語作品となる本作は、ヴェネツィア国際映画祭で初上映されて、世界中の批評家から大絶賛された。原作となるのは、ジャン・コクトーによる戯曲『人間の声』。戯曲では、電話で話す一人の女性の台詞だけで物語が展開される。電話の相手は別れを告げられたばかりの元恋人。最初こそ未練がある事を悟られないようにしていた主人公だが、次第に元恋人への未練を露わにしていく。英Empireにて伝えられている映画版の詳細は以下の通り。

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「隔離・孤立が生きる方法の一つとなった時代の中で、アルモドバルがジャン・コクトーによる戯曲『人間の声』を映画化した時、交差する狂気と憂鬱がスリリングな効果を発揮する。ティルダ・スウィントン演じる名もなき女性が、彼女の心理状態を映し出す色鮮やかなアパートを歩き回り、やがて混乱に陥ると欲望に支配されていく。アルモドバルによる短くて鋭いショットには、情熱、感情、悲痛、機知、そして現代の物語に絶妙に結び付くメロドラマが凝縮されている。」

今回の予告編では、ティルダ・スウィントンが演じる女性が、スーツケースを取りに来るはずの元恋人を待っている姿が映し出されている。しかし女性は、一向に現れない元恋人に苛立ちを芽生え始めていた。元恋人に今も未練があるかのように眉間にしわを寄せながら携帯を眺めたり、化粧を整えたり、彼の服を横に置いて寝たりしている。

終盤では、斧を購入をする姿など、どこか精神状態が不安定と化していくような姿が捉えられているが、果たして元恋人は彼女の前に現れるのだろうか。予告編では鮮やかな緑色のカーペットや、赤色の服が登場するが、これは『ペイン・アンド・グローリー』なども含めて、アルモドバル監督の作品では馴染み深い色彩だ。登場人物を一層引き立てる役割を果たしていると言えるだろう。

ちなみに本作は、『ヘアスプレー』(1988)などで知られる鬼才、ジョン・ウォーターズ監督が発表した「2020年映画ベストテン」にも選出されていた

映画『The Human Voice(原題)』は、2021年に米国公開予定。

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Source: IndieWire

Writer

Minami
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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