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マーティン・スコセッシ『ジ・アイリッシュマン』2019年10月にも配信か ─ デ・ニーロら大御所俳優、全編の約半分で若返って登場

マーティン・スコセッシ
Photo by THE RIVER

巨匠マーティン・スコセッシ監督が、製作費1億4,000万ドル以上をかけて世に送り出すNetflix映画『ジ・アイリッシュマン(邦題未定、原題:The Irishman)』は、2019年2月現在、編集作業の真っ只中にある。実在のヒットマン、フランク・シーランの半生を描いた本作の最新情報や舞台裏のエピソードを米The Playlistが伝えた。

スコセッシ久々のマフィア映画となる本作には、ロバート・デ・ニーロやアル・パチーノ、ジョー・ペシ、ハーヴェイ・カイテルといった大御所のスター俳優が集結。しかもデ・ニーロやパチーノは、マーベル映画などで一挙に注目の集まった“CGによる若返り”にも挑んでいる。一連の作業によって必要となった巨額の製作費を引き受けたNetflixは、本作を配信前に劇場公開する計画だという。

Netflix、2019年10月にも配信か

このたび、伝説的なマフィアのボスであるジョー・ギャロ役を演じている『グリーン・ブック』(2018)のセバスティアン・マニスカルコは、気になる配信日について「(2019年)10月に出るはず」とコメント。The Playlistの記者もサンダンス映画祭にて、『ジ・アイリッシュマン』が2019年10月よりNetflixにて配信されるとの情報を得たとしており、この説は有力なものと言えそうだ。

この戦略は本作のアカデミー賞ノミネート&受賞を目指してのものとみられ、同じ手法で劇場公開が実施されたNetflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』(2018)は、第91回アカデミー賞にて作品賞・監督賞など最多10部門にノミネートされている

映画前半、大御所スターが大幅に若返る

製作費が膨らむ要因のひとつともいわれる“CGによる若返り”は、本編の大部分を占めているという。編集を担当するセルマ・スクーンメイカーによると、映画の前半では出演者が若き日の姿で登場し、後半では実年齢の姿で登場するのだそうだ。全編の約半分にわたって主要人物が若返ることについて、スクーンメイカーは「非常にリスキー」だと説明。CGによる「若さ」に説得力を持たせられるのか、そのことで映画にどんな影響が生まれるのか、スコセッシ監督と共に向き合う必要があるとしている。

2019年2月現在、『ジ・アイリッシュマン』のCG作業はほとんど行われていない状況で、映像ではデ・ニーロらキャストが「顔と服に動きを追跡する物体をつけている」状態で、「若返りが全体的に完成しているシーンはない」のだそう。それにしても、デ・ニーロをはじめとする大御所たちの顔にモーションキャプチャー用のドットが描かれ、また身体にはピンポン玉のようなものが装着されたかと思うと、ちょっとメイキング映像を見てみたくなるというものだ……。

なお本作は、デ・ニーロやペシが出演したスコセッシ監督のマフィア映画『グッドフェローズ』(1990)とは「まったく異なる」作風になるとのこと。スクーンメイカーはスコセッシ監督と本作のファースト・カットを鑑賞したそうで、上映が終了した途端、監督と顔を見合わせて感嘆の声をあげたとか。早くも「みなさん、この作品を大好きになりますよ」と語られるほどの完成度、今から期待が高まるばかりだ。

映画『ジ・アイリッシュマン(邦題未定、原題:The Irishman)』は2019年10月にNetflixにて配信見込み。正確な日程などは続報を待ちたい。

Sources: The Playlist (1, 2)

Writer

Marika Hiraoka
Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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