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悪役クリス・プラット、イーサン・ホーク&デイン・デハーンと対決 ─ 伝説ガンマンと保安官描く西部劇『ザ・キッド』米予告編

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』シリーズのクリス・プラットが、西部劇の世界で悪役に挑む。

『恋人までの距離』(1995)をはじめ数々の映画で知られる名優イーサン・ホーク、『ヴァレリアン 線の惑星の救世主』(2017)デイン・デハーンが主演を務める映画『ザ・キッド(邦題未定、原題:The Kid)』の米国版予告編が公開された。

イーサン・ホーク、デイン・デハーン、クリス・プラットという顔合わせだけで映画ファン・海外俳優ファンにはたまらない一作だが、本作のポイントは、ドラマ「Marvel デアデビル」(2014-)などで知られる俳優ヴィンセント・ドノフリオが監督を務めているところにもある。ヴィンセントとイーサン、クリスの3人は『マグニフィセント・セブン』(2016)で共演。ヴィンセントはクリス主演の『ジュラシック・ワールド』(2015)にも出演していた。

『ザ・キッド』でイーサンが演じるのは、実在の保安官パット・ギャレット。デインは数々の映画・ドラマに登場してきた“伝説のアウトロー”、天才ガンマンにして強盗のビリー・ザ・キッドを演じる。ある日、ビリーを追っていたパットは、ひとりの少年リオと出会う。リオは恐ろしい叔父(クリス)から姉を救うため、アメリカの南西部を横断している途中だった。パットに連れられて旅をするうち、リオはパット&ビリーの追跡劇に深く関わっていく。そして家族を守るため、ビリーのようなアウトローか、それともパットのような正義の執行者か、どちらの種類の人間になるのかという選択を迫られるのだった……。

西部開拓時代の義賊として知られるビリー・ザ・キッド、彼を追ったパット・ギャレットを新たな切り口で描き出す『ザ・キッド』では、脚本を『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』(2017)のアンドリュー・ランハムが執筆。原案はヴィンセント・ドノフリオ監督とアンドリューが共同で担当した。予告編を見るかぎり、本作はハードな暴力描写をともなった硬派な西部劇映画となっている模様。もちろん、見どころは強力な俳優陣が見せる演技のアンサンブルだろう。ヴィンセント監督自身も保安官役で出演しているとのこと、そちらにも注目したい。

少年リオを演じるのは、本作でデビューとなる新人ジェイク・シューア。その姉役にはヴィンセント監督の実娘であり、『移動都市 モータル・エンジン』(2019年3月1日公開)のレイラ・ジョージが起用された。

映画『ザ・キッド(邦題未定、原題:The Kid)』は2019年3月8日に米国公開予定。悪のクリス・プラット、ぜひ日本の映画館でも見せてください…!

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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