ルピタ・ニョンゴ主演でジョン・ウー監督が『狼 男たちの挽歌・最終章』をセルフリメイク

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)のマズ・カナタ役や、マーベル・スタジオ映画『ブラックパンサー』(2018)ナキア役などで知られるルピタ・ニョンゴが、ジョン・ウー監督による1989年の『狼 男たちの挽歌・最終章』リメイク版に主演することがわかった。なおこのリメイクは、ジョン・ウー監督自らが手がける。
Varietyによれば、この度のリメイク版の配給はユニバーサル・ピクチャーズ。ルピタは、主人公の暗殺者にあたる役を演じる。引退を決意し、最期の仕事を行う最中、クラブ歌手を巻き込んで失明させてしまうという展開。オリジナル版では主人公の殺し屋をチョウ・ユンファが、歌手役をサリー・イップが演じた。この度のリメイク版でシンガー役を演じるキャストおよび性別は現時点で不明だ。

『狼 男たちの挽歌・最終章』といえば、ジョン・ウー監督の真骨頂と評され、監督のハリウッド進出を決定づけた作品。以降『フェイス/オフ』(1997)や『レッドクリフ』シリーズ(2008,2009)などで業界に多大な影響を与え、近年ではチャン・ハンユーと福山雅治のW主演によるリメイク版『マンハント』(2017)も話題となった。この度のセルフ・リメイクは、齢72歳のジョン・ウー監督が再び原点に立ち返るような印象だ。
ジョン・ウー監督がセルフ・リメイクを手がける『狼 男たちの挽歌・最終章』公開日などは現時点で不明。
Source:Variety