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スター・ウォーズ エピソード8、タイトルが『ザ・ラスト・ジェダイ』に決定!マーク・ハミル「サムライっぽいよね」

日本時間の2017年1月24日未明、『スター・ウォーズ エピソード8』のタイトルおよびロゴ画像が突如として公式発表された。タイトルは『ザ・ラスト・ジェダイ(原題:THE LAST JEDI)』だ。

スター・ウォーズ ザ・ラスト・ジェダイ

このタイトル画像を見て、ふたつの大きな謎を感じることだろう。なぜタイトルが赤いのか、そして最後のジェダイとは一体誰のことなのか…。

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なぜタイトルが赤いのか

スター・ウォーズのメインタイトルロゴといえば、これまで黄色または白色がお馴染みだった。今回発表されたように、メインタイトルロゴが単体で赤色となることは前代未聞だ。

赤色といえば血や怒りを彷彿させる物騒な色だが、スター・ウォーズの世界での赤といえばやはりシス。『ザ・ラスト・ジェダイ』では、『フォースの覚醒』では名義上登場していなかったシスの暗躍が予想される。

また、銀河の冒険活劇を彷彿とさせた、見慣れた黄色のタイトルロゴが赤く染まったこの異様な光景は、『ザ・ラスト・ジェダイ』がかつてないダークな物語となることを予期させる。

『最後のジェダイ』とは誰か

そして最大の謎といえば、THE LAST JEDIの意味する『最後のジェダイ』が一体誰を指すのかということだろう。

無難に考えれば、ルークまたはレイの可能性を想像するはずだ。例えば、ルークが何らかの出来事によってエピソード8でその生涯を終え、かつてルークがヨーダに対してそうだったように、修行半ば感覚で取り残されたレイがルークの跡を継ぐ。「君が最後のジェダイだ」とルークが遺言を伝えるシーンがあるかもしれない。

それにしても、なぜ最後のジェダイという荘厳なタイトルを、シスの赤で挟んだのだろう。仮にレイが最後のジェダイとなるのなら、彼女の心にフォースの暗黒面が潜んでいる事を示唆しているのかもしれない。

何故なら、スター・ウォーズの伝説を彩ったジェダイたちは常に暗黒面の存在を自覚していたからだ。アナキン・スカイウォーカーはその最たる例として暗黒面に堕ちてしまったし、ルークも『ジェダイの帰還』ダース・ベイダー戦で、暗黒面由来の憎悪めいた感情に任せてベイダーを戦闘不能状態まで叩きのめしていた。

ことレイに関しても、5歳で惑星ジャクーに取り残されてから14年間、スカベンジャーとしてまともな社会経験を持たない孤児として育った。対暗黒面の礎となる忍耐力や平常心といった要素が健全に育まれているかは怪しい。また、カイロ・レン戦で開花したライトセーバーの剣術だが、シスの暗黒卿ダース・シディアスが得意とした”フォームⅣ”に型が似ているのは何故かと指摘する声もある。

ルーク、レイ以外の可能性

最も、『最後のジェダイ』と聞いてルークとレイだけにその役割を期待するのは早計かもしれない。ここで言うジェダイとは複数人である可能性もある。もしかしたらフィン、または全くの新キャラクターもそこに含まれることがあるかもしれない。

また、メインタイトルロゴが赤色であることを考えると、そこにカイロ・レンが加わることも期待できる。カイロ・レンの脱暗黒面は、『フォースの覚醒』から始まった「新三部作を通じて克服しなければならない大きな課題」と言えるため、中盤作である『ザ・ラスト・ジェダイ』で早くも暗黒抜けを期待するのは気が早いと思うかもしれない。しかし、このタイミングでレンがジェダイに加わることがないのであれば、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で彼は暗黒面のままレイらに倒される画が思い浮かんでしまう。

マーク・ハミルの反応

ルーク・スカイウォーカー役マーク・ハミルは、早くもAPの動画チャンネルで『ザ・ラスト・ジェダイ』というタイトルへの所感を述べている。

「サムライって感じだよね。真っ直ぐで、無駄がない。いいタイトルだよ。」

邦題の発表も待たれる『スター・ウォーズ / ザ・ラスト・ジェダイ(原題:STAR WARS / THE LAST JEDI)』、監督はライアン・ジョンソン、プロデューサーにキャスリーン・ケネディと『LOOPER/ルーパー』などのラム・バーグマン、エクゼクティブ・プロデューサーに『フォースの覚醒』J.J.エイブラムスとジェイソン・マクガトリン、トム・カルノースキーが名を連ねている。すべての謎が公然となる、公開日は2017年12月15日。

Source:http://www.starwars.com/news/the-official-title-for-star-wars-episode-viii-revealed

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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