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ロバート・パティンソン&ウィレム・デフォー共演、『ライトハウス』日本公開決定 ─ 灯台守が狂気と幻想に侵される

ライトハウス
(C)2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved.

ロバート・パティンソンウィレム・デフォー共演、『ウィッチ』(2015)のロバート・エガース監督による映画『The Lighthouse(原題)』が、『ライトハウス』という邦題で、2021年7月に全国公開されることが決定した。あわせて、ポスタービジュアルと特別映像が到着している。

1890年代、ニューイングランドの孤島にふたりの灯台守がやって来る。彼らにはこれから4週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。だが、年かさのベテランであるトーマス・ウェイク(ウィレム・デフォー)と、未経験の若者イーフレイム・ウィンズロー(ロバート・パティンソン)は、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいでふたりは島に閉じ込められてしまう……。

謎めいた孤島にやって来たふたりの灯台守たちが外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく。⼈間の極限状態を恐ろしくも美しい映像で描いた本作は、A24の配給で北⽶で公開され、わずか8スクリーンでスタートしたミニシアター系の映画としては異例の興⾏収⼊を叩き出した。

本作は1801年、イギリス・ウェールズで実際に起きた事件が基になっており、劇中、ほぼ全編に渡って、ロバート・ パティンソンとウィレム・デフォーのふたりしか登場しないことでも話題。絶海の孤⾼と⾔う極度の緊張感が強いられる空間の中で、彼らが繰り広げる壮絶な演技合戦によって、ふたりは数多くの映画賞で⼤絶賛を浴び、 演技賞も獲得した。

また、より⼈間の感情を際⽴たせることのできる白黒映像や、かつて無声映画の時代に隆盛を誇っていたスタンダードサイズのスクリーンにこだわったことで、シネマティックな映像美も実現。そのこだわりと美しさによって、アカデミー賞撮影賞の候補入りするなど世界的評価も獲得。そして緊迫感を増⼤させるこだわり抜いた⾳響も評判を呼んだことで、カンヌ国際映画祭監督週間での上映では⼤喝采で迎え⼊れられている。

公開されたポスタービジュアルは、舞台となる絶海の孤島を背景に、ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーの顔が奇妙な構図で切り取られたもの。その中⼼には、彼らが狂気の世界へ⾜を踏み⼊れるきっかけとなる重要な鍵を握る灯台が配置されているだけでなく、「謎が、満ちてゆく」というキャッチコピーとともに、モノクロームの⾊調がより不穏な空気を醸し出している。また同時に公開された特報映像では、暗闇に煌々と灯る灯台と⽿障りなサイレン、そして絶海の孤島にやってきたふたりの男を順々に映し出しており、これから彼らを待ち受ける謎めいた運命を否応なしに予感させるものとなっている。

『ライトハウス』は、2021年7月より、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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