『アジョシ』ハリウッド版、『ジョン・ウィック』監督&脚本家がタッグへ

『ジョン・ウィック』シリーズの監督チャド・スタエルスキと脚本家デレク・コルスタッドが、世界中を熱狂させたウォンビン主演、韓国映画『アジョシ』(2010)のハリウッドリメイク企画が進められていることがわかった。スタエルスキは製作、コルスタッドは脚本を担当。米Deadlineが報じている。
韓国内動員数630万人を記録した『アジョシ』は、過去の凄惨な事件を皮切りに心を閉ざしてしまい、孤独に暮らしている元特殊要員テシクを描く壮絶な物語。ある日、唯一心を許していた隣家の少女ソミが犯罪組織に誘拐されてしまう。テシクはソミを救う為、決死の戦いに挑む……。
原作の配給を担当したCJ E&Mも参加するハリウッドリメイク企画は、2016年に始動。2018年にデレク・コルスタッドが脚本家として就任することが決定した後、今回チャド・スタエルスキが製作として加わることになったというわけだ。『ジョン・ウィック』シリーズも同じく、凄惨な事件を皮切りに心を閉ざした男を描く物語であることから、二人にとって相応しい作品と言えるだろう。
なお、コルスタッドは既に脚本を完成させており、スタジオの重役たちから高く評価されているとのこと。一方のスタエルスキは製作に徹する見込みのため、監督や出演者については続報が待たれるところだ。
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