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『スター・ウォーズ』ドラマ版「ザ・マンダロリアン」出演者が正式発表 ─ 「ナルコス」ペドロ・パスカル主演、『デッドプール』女優や巨匠映画監督など集結

ペドロ・パスカル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35282848054

米ルーカスフィルムは、『スター・ウォーズ』初の実写ドラマシリーズ「ザ・マンダロリアン(邦題未定、原題:The Mandalorian)」の出演者を正式に発表した。

タイトルの「マンダロリアン」とは、戦闘民族の歴史を持つ惑星「マンダロア」の民を指す言葉。本作では『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)以後、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)以前を舞台に、新共和国の遠く及ばぬ銀河のはずれを旅する孤独なマンダロリアンが描かれるという。

主人公となる「マンダロリアンの孤独なガンマン」を演じるのは、既報の通り、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)や「ナルコス」(2015-2017)のペドロ・パスカル。映画界でも『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)や『イコライザー2』(2018)で存在感を発揮している注目の俳優だ。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説
イコライザー2
『イコライザー2』より

パスカルのほか、『デッドプール』(2016)で悪役を演じた格闘家兼女優のジーナ・カラーノ、「ブレイキング・バッド」(2008-2013)や「ベター・コール・ソウル」(2015-)のジャンカルロ・エスポジート、「メンタリスト」「スーパーナチュラル」などのエミリー・スワロー、「アメリカン・ゴッズ」(2017-)のオミッド・アブダヒの出演が発表されている。

さらに特筆すべきは、おおよそテレビドラマとは思えない大御所キャストの顔ぶれだろう。『ロッキー』シリーズで主人公の親友アポロ・クリード役を演じたカール・ウェザースのほか、『アギーレ/神の怒り』(1972)や『カスパー・ハウザーの謎』(1974)、『バッド・ルーテナント』(2009)などの巨匠映画監督ヴェルナー・ヘルツォークが俳優として参加。『48時間』(1982)のニック・ノルティも登場する。

脚本&エグゼクティブ・プロデューサーを担当するのは、『アイアンマン』(2008)や『ジャングル・ブック』(2016)を手がけたジョン・ファヴロー。今回の正式発表にあたって、「素晴らしい才能のチームとの仕事で、最高の時間を過ごしています。我々が取り組んでいるものをお見せするのが楽しみです」とコメントしている。

また本作では、アニメシリーズ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」「スター・ウォーズ 反乱者たち」のデイブ・フィローニがファヴローとともに脚本&エグゼクティブ・プロデューサーを担当、さらに第1話の監督を務める。そのほかエグゼクティブ・プロデューサーには、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ、『MEG ザ・モンスター』(2018)のコリン・ウィルソンが名を連ねた。

また「ザ・マンダロリアン」の見どころは、各エピソードを担当する豪華監督陣だ。「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」(2015-)のデボラ・チョウ、『DOPE ドープ!!』(2015)のリック・ファムイーワ、『ジュワシック・ワールド』シリーズで知られる女優のブライス・ダラス・ハワード、そして『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)のタイカ・ワイティティが参加。THE RIVERでも以前ご紹介したように、2018年12月現在、撮影は順調に進められているようである。

ドラマ「ザ・マンダロリアン(邦題未定、原題:The Mandalorian)」は、ディズニーの新ストリーミング・サービス「Disney+」で2019年後半の配信予定。なお、同サービスは日本語にも対応したティザーサイトがすでに公開されている。

Source: StarWars.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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