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イーストウッド最新作『運び屋』ワールドプレミア開催 ─ 実娘と共演、息子スコット・イーストウッドも駆けつける

運び屋
©2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

巨匠クリント・イーストウッドが10年ぶりに監督・主演を務める、映画『運び屋』のワールドプレミアが2018年12月10日(現地時間)にロサンゼルスにて開催された。イーストウッドをはじめ、豪華キャストが集結したイベントのレポートが到着している。

本プレミアには、監督・主演を務めたクリント・イーストウッドはもちろん、ダイアン・ウィースト、マイケル・ペーニャ、アンディ・ガルシアといったアカデミー賞®の常連俳優、主人公の娘役を演じたイーストウッドの実娘アリソン・イーストウッド、『死霊館のシスター』(2018)の新進女優タイッサ・ファーミガらが登壇した。

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人々の注目が集まる中、クリント・イーストウッドが登場。作品については「全てを語ると時間がかかります。ですが、とても面白い作品です。もしも間違った仕事を引き受けると大変なことになるという物語で、多くの出来事が不利に働いていきます」と語り、「日本の皆さんが大好きです!」と呼びかけた。

本作は10年ぶりの監督・主演作となったが、今後、監督と俳優を自ら兼任する予定については「物語やその時の気分次第です。誰かにしてもらった方がいい時もあるし、自分でした方がいい時もあります」と答えた。最後に、2度目のタッグとなったブラッドリー・クーパーについては「素晴らしく、とても良い演技をしますし、信頼できる人です」と絶賛の言葉を贈った。

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©2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

また妻役のダイアン・ウィーストは、イーストウッドとの共演について「天国です。とても素晴らしかったですし、人生のこのタイミングで共演できたことをとても幸運に思います。まさか実現するとは思いませんでした」と喜びを語る。

新進女優のタイッサ・ファーミガは、イーストウッドとの共演に少し不安があったというが、「彼が現場で指揮を執る時、とても静かで、統制されている感覚がありました。もっと恐怖のようなものを感じるかと思いましたが、彼が信頼を持ち、俳優たちに演技の余地を与えながら指揮を取っていたのが好きでした」とコメントした。

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©2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

さらにイーストウッドの実娘で、劇中でも娘役を演じたアリソン・イーストウッドは、お互いの様子について「父も私も変わりました。最後に仕事をしてから20年以上も経ちます。家族としてはとても親しいですが、時間が経って、再び一緒に仕事をするということはまた違うものなんです。彼が現役の間に一緒に仕事ができてとても嬉しいです」と話した。

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©2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

なお今回のワールドプレミアでは、本作の公開を祝して、イーストウッド監督の息子で俳優のスコット・イーストウッドら家族も会場を訪れている。

ギャラリー

映画『運び屋』は2019年3月8日(金)全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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