新『ザ・マミー』ブラムハウス製作で2026年に公開決定 ─ 『死霊のはらわた ライジング』監督が抜擢

トム・クルーズ主演で2017年に『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』として映画化された『ミイラ再生(原題:The Mummy)』(1932)が、新たに映画化されることがわかった。製作は現代ホラーの名門ブラムハウスだ。
『The Mummy』は1932年公開のミイラ映画の始祖。90年代後半から2000年代にかけて『ハムナプトラ』シリーズとして人気を博し、2017年には『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が登場。ユニバーサル・ピクチャーズは同作を独自の映画シリーズ「ダーク・ユニバース」の第一弾として仕掛けたが、興行的に躓いたことによって計画は墓地へ送られていた。
心機一転となる新作では、『死霊のはらわた ライジング』(2023)を手掛けたリー・クローニングが監督・脚本に抜擢され、恐怖のミイラ男を再生する。『アナベル』シリーズや『M3GAN ミーガン』などヒット・ホラーの仕掛け元ブラムハウス&アトミック・モンスターが恐怖のタッグで製作する。
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あらすじは不明だが、「現代的な息を吹き込む」と伝えられており、クローニンは「これまで見たどんなミイラ映画とも違うものになります」「とても古代のとても恐ろしいものを甦らせるため、地中深くを掘り進めています」と米The Hollywood Reporterにコメントを寄せた。
『透明人間』(2020)や『ノスフェラトゥ(原題:Nosferatu)』(2024)など、ユニバーサル下では古典ホラーの復刻企画が盛んだ。『ザ・マミー(原題)』ではミイラ男にどのような新解釈を加えることになるのか。
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