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ノーラン新作『オデュッセイア』は「過去に読んだなかで最高の脚本」とトム・ホランド

THE RIVER | Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Christopher_Nolan_Cannes_2018.jpg | Remixed by THE RIVER

クリストファー・ノーラン監督による最新作『オデュッセイア』の脚本を、出演者のトム・ホランドが称えた。

本作は、古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩「オデュッセイア」をノーランが自身の脚本で映画化する“神話アクション大作”。『スパイダーマン』シリーズでおなじみホランドが演じるのは、マット・デイモン演じる主人公オデュッセウスの息子テレマコス役だ。

すでに撮影は終了しており、ホランドは次回作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』に合流済み。仏Agence France-Presseでは、『オデュッセイア』を「これまで読んだなかで最高の脚本だった」と振り返った。言わずもがな、スパイダーマン役を演じた数々の作品を上回るということだろう。

また、初タッグとなったノーラン監督については「本物のコラボレーター」だったと形容。「彼は自分が望んでいるものを知っています。けれども、アイデアを提案したり、決まった方法でキャラクターを作り上げたりできない環境ではありません」と述べて、柔軟な創作が許されていたことを明かした。

以前にもホランドは、本作の撮影を「素晴らしかった。間違いなく人生最高の仕事でした」と語り、「楽しかった。これまでとは全然違う映画になると思います」と強調していた。共演したマット・デイモンやアン・ハサウェイとの仕事も大いに堪能したようで、「毎日、真の目的意識や証明すべきことを持って仕事に臨んでいた」という。

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』は2026年公開(米国公開日は7月17日)。その全貌は、ノーラン作品の例に漏れず謎のベールに包まれている。

Source: Agence France-Presse

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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