『ゴッドファーザー』舞台裏を描くドラマ「The Offer」特報映像が米公開 ─ マイルズ・テラー主演、ダン・フォグラーがコッポラ監督役演じる

フランシス・フォード・コッポラ監督による不朽の名作、『ゴッドファーザー』(1972)。その舞台裏を描くドラマ「The Offer(原題)」より特報映像が米国公開された。
全10話構成で、1シーズンのみのリミテッドシリーズとなる本作では、『ゴッドファーザー』のプロデューサーであるアルバート・S・ラディ(マイルズ・テラー)を主人公とした物語が描かれる。原作・脚本のマリオ・プーゾ、フランシス・フォード・コッポラ監督と並び、製作における重要な役割を果たした人物として知られており、本作では彼が製作中に体験した“語られざる出来事”に焦点が当てられていく。
「これはただのギャング映画ではない。これはファミリーについての物語。シェイクスピアなのだ」。公開された特報映像では、“ギャング映画は時代遅れ”と言われていた時代に、プロデューサーのアルバート・S・ラディがマリオ・プーゾの小説を映画化するために奮闘する姿が捉えられていく。映像の最後には、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのダン・フォグラー演じる若き頃の巨匠、フランシス・フォード・コッポラ監督が映画の最初の台詞を読み上げ、おなじみのテーマソングが流れる。「アメリカはいい国です」。
キャストにはマイルズ・テラー&ダン・フォグラーのほか、『ダウントン・アビー』(2019)『キングスマン:ファースト・エージェント』(2021)のマシュー・グードがパラマウント・ピクチャーズのプロデューサーであるロバート・エヴァンス、『マレフィセント』シリーズのジュノー・テンプルがラディの秘書役として参加。さらには、ジョヴァンニ・リビシ、コリン・ハンクス、バーン・ゴーマンらが名を連ねている。
脚本・製作総指揮は、『ザ・プレイヤー』(1992)『チェンジング・レーン』(2002)などのマイケル・トルキン。製作総指揮にはほか、物語の主人公であるアルバート・S・ラディ、「炎のテキサス・レンジャー」(1993-2001)のレスリー・グライフ、「ナチ・ハンターズ」(2020-)のニッキ・トスカーノが参加している。『ロケットマン』(2019)のデクスター・フレッチャーは製作総指揮のほか、監督として複数話手掛けているとのことだ。
ドラマ「The Offer(原題)」は、Paramount+にて2022年4月28日より米国配信開始。
Source: IndieWire