ニコール・キッドマン主演ホラー『アザーズ』リメイク企画が始動 ─ 「今まさにタイムリーなテーマ」

ニコール・キッドマン主演によるゴシック・ホラー映画『アザーズ』(2001)のリメイク企画(タイトル未定)が進行中であることがわかった。米Deadlineが報じている。
2021年に公開20周年の節目を迎える『アザーズ』は、第二次世界大戦末期のイギリスを舞台に、とある広大な屋敷でひっそりと暮らす母、光アレルギーを患う娘と息子の3人が恐ろしく不可解な出来事に翻弄されていく姿を描いた物語。監督は『オープン・ユア・アイズ』(1997)の名匠アレハンドロ・アメナーバルが務め、製作総指揮はトム・クルーズが担当。ニコール・キッドマンによる迫真の演技が高く評価され、第59回ゴールデングローブ賞では主演女優賞にもノミネートされた。
リメイク権を獲得したのは、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とする製作会社「Sentient Entertainment」。舞台を現代に置き換えて、ストーリーを再構築する計画だという。なお、すでに人気俳優陣やスタジオが興味を示しているとのことだが、詳細は不明のため続報が待たれるところだ。
プロデュースを務めるレニー・タブ氏は、オリジナル版で語られたテーマは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、今まさに世界中で苦しんでいる人々の姿や状況にも重なるものだと述べる。「今まさにタイムリーなテーマが不気味にも描かれているんですよ。自主隔離、 不安や恐怖、そしてもちろん様々な危害から子どもたちや自身を守ること」。
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Source: Deadline