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ドラマ「ザ・ペンギン」は元々『ザ・バットマン2』冒頭で描かれる物語だった

THE PENGUINーザ・ペンギンー
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ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のスピンオフドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」の物語は、もともと続編『The Batman 2(原題)』の一部として計画されていたようだ。『ザ・バットマン』のプロデューサーで、「ザ・ペンギン」の製作総指揮を務めるディラン・クラークが明かしている。

本作は、コリン・ファレル演じるペンギン/オズワルド・コブルポットを主人公としたドラマシリーズ。『ザ・バットマン』の約1週間後から始まり、マフィアのボス、カーマイン・ファルコーネ(ジョン・タトゥーロ)不在による「権力の空白」に焦点が当てられる。

「『ザ・バットマン』の初稿の1つは長かったんです。マット(・リーブス監督)が脚本に絵コンテを描いていて、とても詳細で素晴らしいものだったのですが、情報が詰まりすぎていました」と、米Colliderのインタビューで語ったクラーク。その後、ストーリーの一部をテレビシリーズとして語ることを思いついたという。

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「ペンギンは、まさにうってつけのキャラクターでした。コリン(・ファレル)は映画で素晴らしかった。わずか6シーンしか登場しなかったのに、テスト上映ではロブ(ロバート・パティンソン)と並んでトップの評価を受けていました。」

そこで米HBO/Maxのコンテンツを統括するケイシー・ブロイズ氏との打合せでは、「コリン・ファレルは本当に素晴らしい俳優です!彼がキャラクターに扮して、肉体的にも感情的にも変身する様子から、この男を中心にギャングドラマを作ったら面白いのでは?」と提案。ブロイズから「ぜひやってほしい」とゴーサインを出され、ドラマ化が決定したとのこと。当初この物語は、『The Batman 2』の始まりで語られる予定だった明かしている。

なおドラマ「ザ・ペンギン」は、映画第1作と第2作の「橋渡し役」を担う一方、“ギャングドラマ”としても高い評価を獲得している。映画との一貫性を保ちつつ、ペンギンの単独ドラマとしても強い独自性を持つことに成功したようだ。

キャストはファレルのほか、ソフィア・ファルコーネ役で『パーム・スプリングス』(2020)クリスティン・ミリオティ、犯罪王サルバトーレ・マローニ役で『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)や「デクスター:ニュー・ブラッド」(2021-)のクランシー・ブラウン、アルバート・ファルコーネ役に「マーベラス・ミセス・メイゼル」(2017-2023)のマイケル・ゼゲン、フランシス・コブ役にトニー賞受賞の名優ディードル・オコンネルが出演している。

「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」は2024年9月20日(金)AM10時よりU-NEXTにて毎週1話ずつ配信。全8話。

Source:Collider

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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