Menu
(0)

Search

クロエ・グレース・モレッツのSFドラマ米予告、「現在と未来」に揺れ動く主人公を熱演 ─「ウエストワールド」製作陣が手がける

https://youtu.be/RSaWHbCSmRI

『キック・アス』シリーズや『トムとジェリー』(2021)などのクロエ・グレース・モレッツがドラマにて初めて本格的に主演を飾る「The Peripheral(原題)」より、米国版予告編が公開された。Amazon Prime Videoにて2022年10月21日より米配信開始となる注目作だ。

ウィリアム・ギブスンによる同名小説を基にした本作の舞台は、近未来のアメリカ。クロエ・グレース・モレッツ演じる主人公、フリン・フライシャーはアメリカ南部の忘れ去られた一角で、崩壊した家族を繋ぎ止めるようと奮闘している。賢く野心的であるフリンだが、絶望の淵に立たされており、未来はない。ところがある日、“未来”が彼女を求めてやってくる。

公開された予告編は、「悲しいほど才能と個性を無駄にしている」と知人から言われ、「好き嫌いに関係なく、ここが私の唯一の世界なんです」と皮肉に返す主人公のフリンが、3Dプリントショップで働く姿からはじまる。そんなある日、フリンはヘッドセットを友人から渡される。それを頭に装着してみると、“未来”へとたどり着くのだった。

そこは、自分が暮らす平凡な世界とは異なる、洗練された神秘的な世界。フリンは普段、VRゲームをプレイしながら小遣いを稼いでいるが、これはこれまでプレイしてきたものとは全く違うことに気付く。そこは仮想現実ではなく、現実世界だったのだ。

70年後のロンドンで、フリンの世界への扉を開く方法を何者かが見つけていた。その世界は魅力的だが、同時に危険でもある。フリンが両者の世界を繋いだ人物とその目的を探る中、彼女の存在が危険な力を呼び起こしてしまう。それはフリンの世界で、彼女自身とその家族を破滅させようとする力だった……。

人類の運命とその先にあるものを覗き込むような、幻想的な物語になっているという本作。製作総指揮には、HBOによるSFドラマ「ウエストワールド」(2016-)のジョナサン・ノーラン&リサ・ジョイらが名を連ねており、エピソード監督には、『キューブ』(1997)のヴィンチェンゾ・ナタリらが参加した。

キャストはクロエのほか、『ミッドサマー』(2019)のジャック・レイナー、「ピーキー・ブラインダーズ」(2013-2022)のシャーロット・ライリー、『21ブリッジ』(2019)のゲイリー・カー、『あの夜、マイアミで』(2020)のイーライ・ゴリーらが出演している。

ドラマ「The Peripheral(原題)」は、Amazon Prime Videoにて2022年10月21日より米配信。

Source: ScreenRant

Writer

アバター画像
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。