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『キック・アス』クロエ・グレース・モレッツ、マーベル・スタジオと面会していた ─ 「ヴィランを演じてみたい」

クロエ・グレース・モレッツ
Photo by Joella Marano https://www.flickr.com/photos/ellasportfolio/

『キック・アス』シリーズのヒット・ガール役で知られるクロエ・グレース・モレッツが、いつかスーパーヒーロー映画に戻ってくるかもしれない? マーベル映画のファンを自認するクロエが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を手がけるマーベル・スタジオと面会していたことを明かした。

SFドラマ「ペリフェラル〜接続された未来〜」のプロモーションで米Comicbook.comの取材に登場したクロエは、自身のファンぶりを踏まえた「マーベル・スタジオと出演の話し合いをしたことはないんですか?」との質問に「ええ、少しだけ面会しましたよ」と回答。もちろんこれ以上は語らなかったものの、将来的な登場の可能性を匂わせた。とりわけクロエが関心を持っているのは、ヒーロー役ではなく、むしろヴィラン役のようだ。

「マーベルであれDCであれ、私はヴィランを演じてみたいんです。役柄のダークな側面に踏み込んでみたい。もちろんスーパーヒーローは大好きだし、そちらを演じるのもすごく楽しいと思うんですが、大切なのは自分がやりたいことにマッチする役を見つけること。良い役、良いプロジェクトならすごく楽しめると思うんです。」

以前からクロエはヴィランを演じることへの興味を語っており、2021年2月には英Capital FMにて「悪役を演じたいんです。どちらかといえばスーパーヒーローだと思われているかもしれませんが、どういう形であれ(悪役は)楽しめると思う」と述べていた。ちなみに当時は、トム・ホランド演じるスパイダーマンを引き合いに出し、「ヒットガールなら(スパイダーマンにも)勝てると思う。彼女の性格にはスパイダーウェブも効かない」というジョークも口にしている。

ちなみに近年、クロエは『トムとジェリー』(2021)やアニメ映画版『アダムス・ファミリー』シリーズといったファミリー映画から、『シャドウ・イン・ザ・クラウド』(2020)『マザー/アンドロイド』(2021)『サスペリア』(2018)などハードなジャンル映画まで、非常に幅広い作品に出演中。いわゆる大作映画からは距離を置いているようだが、いずれ「良いプロジェクト」に巡り合い、MCUなどスーパーヒーロー映画に登場することとなるか。大人になったクロエが演じる極悪ヴィラン、観てみたい映画ファンは決して少なくないはずだ。

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Sources: Comicbook.com, Capital FM

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。