『ジョン・ウィック』製作陣が再結集、アクション推理ミステリー『ザ・プロフェッショナルズ』が企画進行中

『ジョン・ウィック』シリーズの映画監督チャド・スタエルスキが、新作アクション・ミステリー映画『ザ・プロフェッショナルズ(原題)』をプロデュースする。米The Hollywood Reporterが報じた。
本作は『ジョン・ウィック』とミステリー・ボードゲーム「クルード」を融合させたような作風だと伝えられており、イギリスの田舎町にある土地で、雇われの殺し屋たちが立ち往生する。そのうちのひとりが殺害されたことから、残された面々は事件を解決しなければならなくなり……。
脚本はハンター・ペローの初稿に基づき、『ダークナイト ライジング』(2012)などでスタントパーソンを務めた現脚本家のマディソン・ターナーが執筆中。ペローは実業家で元大統領候補のロス・ペローの孫、ターナーは『トレーニング デイ』(2001)など多数の映画・ドラマのスタント・コーディネーターを務めてきたティエレ・ターナーの息子だ。
配給はライオンズゲート、製作は87Eleven Entertainmentと、『ジョン・ウィック』シリーズの顔ぶれが再結集。ベン・アフレック監督『AIR/エア』(2023)や、デンゼル・ワシントン主演&スパイク・リー監督による黒澤明『天国と地獄』(1963)のリメイク版『High and Low(原題)』を手がけるマンダレイ・ピクチャーズも参画する。
プロデューサーはスタエルスキのほか、87Eleven Entertainmentよりアレックス・ヤング&ジェイソン・スピッツ、マンダレイ・ピクチャーズより本作の企画を立ち上げたジョーダン・モルド&ジェイソン・マイケル・バーマン。
なお現在、スタエルスキは自身の監督次回作『ハイランダー(原題)』を準備しているほか、『ジョン・ウィック』ユニバースの統括、『Ghost of Tsushima』映画化企画などが進行中。プロデューサーとしても多数の企画に携わっている。
▼チャド・スタエルスキ の記事
『ジョン・ウィック』ドニー・イェンのスピンオフ映画にキアヌ・リーブスは出演しない 『バレリーナ』には出てますが 『ジョン・ウィック』ドラマ「ザ・コンチネンタル」、本家と「別物になった」とチャド・スタエルスキ監督 ─ 「我々の意見はあまり聞かれなかった」 もっと有機的に 『ジョン・ウィック5』脚本進行中、「キアヌと一緒に形にしていく」とチャド・スタエルスキ ─ ただし実現は当面先に? まずは気長に待ちましょう 『ジョン・ウィック』チャド・スタエルスキ、近未来SFアクションスリラーを製作へ ─ 殺人兵器と化したドローンから生き延びろ メカ整備士vsドローン 『ジョン・ウィック』当初死ぬのは3人だけだった ─ その後、77人が死ぬ映画に変身 伝説には起源あり
Source: The Hollywood Reporter