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「レジデント 型破りな天才研修医」シーズン6で打ち切りへ ─ 視聴率低迷に苦しむ

レジデント 型破りな天才研修医
© 2020 Fox Media LLC.

2018年に米FOXで放送開始した医療ドラマ「レジデント 型破りな天才研修医」が、シーズン6をもって打ち切りとなったことがわかった。米TV Lineなどが報じている。

打ち切りの原因は、視聴率の低迷と伝えられている。2023年1月に米放送を終えたシーズン6は、平均視聴者数440万人記録。シーズン5の集計から10%低下する結果となった。また、クロスプラットフォーム視聴者数は690万人で、2021-22年シーズンから12%減少したという。

シーズン6終了後は、番組の継続について様々な憶測が飛び交っていた。3月には撮影地ジョージア州のエステートセール(遺品整理)業者が「主要ネットワークの医療ドラマの小道具」セールを開催すると発表し、これによって打ち切り濃厚とみられていた。実際にファンたちは、「レジデント」で使われた小道具が売りに出されていたことを確認したという。

米放送済みのシーズン6がファイナルとなってしまったが、物語はきれいに完結している模様。以前、共同クリエイターのエイミー・ホールデン・ジョーンズは、シーズン6のフィナーレは番組が更新されなかった場合に備え、シリーズの適切なエンディングを意図して書かれたことを明かしていた。

「レジデント」は、ジョージア州アトランタにあるチャステイン・パーク記念病院を舞台に、若き研修医(レジデント)と隠蔽体質の病院の攻防を描いた物語。主人公で天才研修医のコンラッド・ホーキンス役を「グッド・ワイフ」(2009-2016)のマット・ズークリーが演じ、その他キャストにはランドルフ・ベル役のブルース・グリーンウッド、デヴォン・プラヴェシュ役のマニッシュ・ダヤル、AJ・オースティン役のマルコム=ジャマル・ワーナー、キット・ヴォス役のジェーン・リーヴスらが名を連ねた。

The Hollywood Reporterによると、主演のズークリーは20th テレビジョンに残り、同スタジオが手掛ける「アメリカン・ホラー・ストーリー」の次シーズンに参加予定だという。

ちなみにFOXは、「レジデント」に代わる新たな医療ドラマ「Doc」を発注済み。同シリーズはイタリアのヒット番組が元になっており、すでに複数の国でドラマ化されている。

「レジデント 型破りな天才研修医」日本では、シーズン4がデジタル配信されている。

▼ 海外ドラマの記事

Source:TV Line(1,2),The Hollywood Reporter

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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