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エル・ファニング&ハビエル・バルデム共演『選ばなかったみち』公開決定 ─ 父の幻想と娘の現実描く問題作

選ばなかったみち
© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020

エル・ファニングハビエル・バルデム共演、ベルリン国際映画祭に出品された映画『The Roads Not Taken(原題)』が、『選ばなかったみち』という邦題として、2022年2月25日(金)に日本公開されることが決定した。

ニューヨークに住むメキシコ人移民レオ(ハビエル・バルデム)は作家だったが、認知症を患い、誰かの助けがなくては生活はままならず、娘モリー(エル・ファニング)やヘルパーとの意思疎通も困難な状況になっていた。ある朝、モリーはレオを病院に連れ出そうとアパートを訪れる。娘が隣りにいながらもレオは、初恋の女性と出会った故郷メキシコ、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャへと彼女とは全く別々の景色をみるのだった……。

キャストはハビエル・バルデムとエル・ファニングのほか、ローラ・リニー、サルマ・ハエックら実力派名優が脇を固める。監督を務めたのは、『ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界』(2012)をはじめ、『耳に残るは君の歌声』(2000)などで知られる名匠、サリー・ポッター。監督自身が脚本も手掛け、実弟の介護経験から着想を得て生まれた意欲作に仕上がっている。

人生の岐路で自分の選んだ道は正しかったのか、もしも別の選択をしていたらどうなっていたのか。胸の奥底にしまい込んだ過去の大切な出来事や記憶を繋ぎながら、人生の奥深さに迫る感動の問題作がついに日本公開だ。

選ばなかったみち
© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020

映画『選ばなかったみち』は、2022年2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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