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アダム・ドライバーが歌う、レオス・カラックスのミュージカル『アネット』公開決定 ─ カンヌ国際映画祭・監督賞受賞作

アネット
(C)2020 CG Cinéma International / Théo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinéma / UGC Images / DETAiLFILM / Eurospace / Scope Pictures / Wrong men / Rtbf (Télévisions belge) / Piano

アダム・ドライバー主演・製作を務め、『ホーリー・モーターズ』(2012)などのレオス・カラックスによるロック・オペラ・ミュージカル『Annette(原題)』が、『アネット』という邦題で、2022年春に日本公開されることが決定した。あわせて、場面写真が到着している。

『アネット』は、レオス・カラックスにとって『ホーリー・モーターズ』以来の作品であり、初となる英語作品。アメリカ・ロサンゼルスを舞台に、人気スタンダップ・コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)、世界的歌手のアン(マリオン・コティヤール)、そしてふたりのあいだに生まれたアネットによって、ダークなおとぎ話が繰り広げられる。

原案は、日本でも根強い人気を誇るポップ・バンドのスパークス。スパークスがアルバム「アネット」として構築していた物語が、カラックスの出会いによって映画へと発展。劇中全編を歌で語り、すべてライブ録音するという両者のこだわりと、そこにカラックスならではの映像美が相まって、唯一無二の作品が完成した。また、カラックスが「父親になってからの映画」とその特別な想いを語る本作には、監督自身の人生が色濃く反映されていることも見所の一つである。

アダム・ドライバーは本作で初めて⻑編映画の製作を務めた。その理由についてドライバーは、「レオスの映画ですから。スパークスが作曲したミュージカルですから」「リハーサルや大規模なセットを必要とするような大がかりなシーン、それに多くの未確定要素があったので。全部がチャレンジに思えましたけど、唯一無二のものになるだろうと思ったんです」とその並々ならぬ意気込みを語っている。

アネット
(C)2020 CG Cinéma International / Théo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinéma / UGC Images / DETAiLFILM / Eurospace / Scope Pictures / Wrong men / Rtbf (Télévisions belge) / Piano

『アネット』は2022年春、ユーロスペースほか全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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