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過激派を描く題材が影響か、ジェシカ・チャステイン主演「サヴァン」が配信直前で突如無期延期に

サヴァン

『タミー・フェイの瞳』(2021)のジェシカ・チャステインが主演を務めるApple TV+のスリラードラマ「サヴァン」が、配信開始を目前にして突然の延期となった。

本作は、チャステイン演じる主人公が“サヴァン”と呼ばれる極秘潜入捜査官として、米国で最も暴力的な過激派集団を壊滅させるために、ネットのヘイトグループに潜入する物語。2025年9月26日に配信予定だったが、そのわずか3日前に延期が決定した模様。Apple TV+の作品ページには「公開予定:近日中」と記されており、新たな配信日は未定となっている。

Apple TV+の広報担当者は米Deadlineに対し、「慎重に検討した結果、『サヴァン』の配信を延期することに決定いたしました。ご理解に感謝するとともに、今後の配信日発表をお待ちください」とコメントを寄せている。

配信延期の理由は明らかにされていないが、本作の題材が影響しているとみられる。Deadlineは、内容が右派の保守活動家チャーリー・カーク氏の射殺事件と重なり、心理的なトリガーを与える可能性があると指摘している。また、予告編にはスナイパーや爆破などの暴力描写が含まれ、一部視聴者から強い反発が寄せられていた。

Source:Deadline

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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