ドウェイン・ジョンソンの『ザ・スマッシング・マシーン』日本語ポスターが公開 ─ 伝説レスラー、マーク・ケアー演じる

ドウェイン・ジョンソンが伝説的レスラーのマーク・ケアーを演じるA24の伝記映画『The Smashing Machine(原題)』より、日本語をフィーチャーしたポスター画像がA24より公開された。
Standing at 6ft 1in tall. Weighing in at 260 pounds. The Smashing Machine, Mark Kerr. pic.twitter.com/KFhow1drR8
— A24 (@A24) September 22, 2025
マーク・ケアーに扮したジョンソンの右側に、カタカナで「ザ・スマッシング・マシーン」と記されている。A24作品は国内でハピネットファントム・スタジオが独占パートナーシップ契約を締結しており、本作も同社を通じての日本配給が予定されている。まだ詳細は明らかになっておらず、ポスターに記された「ザ・スマッシング・マシーン」がそのまま邦題になるとは限らない。
本作はMMA(総合格闘技)伝説の戦士、“スマッシング・マシン”ことマーク・ケアーの半生を描く。1990年代後半から2000年代前半に活動の絶頂期を迎え、日本では「霊長類ヒト科最強の男」と恐れられる活躍をみせたが、薬物依存に苦しみ、恋人との関係にも葛藤していた……。
劇中では日本を舞台にする場面も多数あり、布袋寅泰、石井慧ら日本人キャストも出演している。
本国では2025年10月3日より公開予定で、すでに批評家からのレビューも好評。「ドウェイン・ジョンソンの圧倒的な演技」「ドウェイン・ジョンソンが何もしていないように見えながらも全てをこなしている」との絶賛評が寄せられており、アカデミー賞の有力候補との呼び声も高い。ヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映後には15分以上にわたるスタンディングオベーションが起こり、ジョンソンが涙ぐむ一幕もあった。
監督・脚本は『グッド・タイム』(2017)『アンカット・ダイヤモンド』(2019)で知られる“サフディ兄弟”の弟であるベニー・サフディ。両者はコンビ関係を解消しており、本作が単独での監督デビュー作となる。
映画『The Smashing Machine(原題)』は2025年10月3日に米国公開。THE RIVERでは先駆けて日本語でのレビューを公開している。