シャマラン娘の覗き見ホラー『ザ・ウォッチャーズ』監視の部屋へようこそ ─ キャスト&監督が魅力語る特別映像

『シックス・センス』『オールド』などのM・ナイト・シャマラン製作、シャマラン実の娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが自らの脚本で長編初監督を手がけた衝撃の“覗き見”リアリティーホラー『ザ・ウォッチャーズ』がついに全米公開となった。このたび待望の全米デビューを記念して、シャマラン父娘や主演のダコタ・ファニングが登場する特別映像「監視の部屋へようこそ編」が公開された。
ダコタが演じるのは28歳の孤独なアーティスト、ミナ。届け物をするために出かけた彼女は、地図にない森で道に迷い、ガラス貼りの謎の部屋に逃げ込む。そこには見知らぬ3人の男女。ミナはその部屋で謎の“監視者”たちに毎晩監視されることになる。
初の長編監督に挑んだイシャナは、「映画に取り掛かる時点でホラーになるとわかっていました。原作を読んだとき恐怖を感じましたから。それにホラー作品をつくるのは本当に楽しいです」と語る。続いて、原作を執筆したA・M・シャインが登場し、「神話に注目しアイルランドの古代史を『ザ・ウォッチャーズ』のホラー要素に組み入れようとしたイシャナのビジョンはすばらしいです」とイシャナの手腕を絶賛。「古典的なホラー映画の要素もあるけど本作はそれに留まらないです」とコメントするイシャナにつづき、緊迫感あふれる本編映像が映し出されていく。
父のM・ナイト・シャマランが、「サイコサスペンスからやがてアクションホラーに変わり、これらのすばらしい要素は最終的に観客をファンタジーの世界へと誘います」とその魅力を語る通り、『ザ・ウォッチャーズ』の映画化権はハリウッドで大争奪戦になった。主人公ミナを演じたダコタは、相手からは見えるがこちらからは見えない環境で、謎の存在に監視される恐怖を「とてもユニークで独創的な作品だと思います。怖がっているのは確かだけど何に怯えているのかわかりません」と表現する。
撮影現場でモニターを見つめ、キャストたちと歓談するイシャナの笑顔をとらえた後、ガラス貼りの部屋のリーダー、マデリン役のオルウェン・フエレが「イシャナと仕事をするのは楽しかったです。会話をするのも彼女の仕事ぶりを見るのもすべてが楽しい時間でした」と現場を振り返る。ダコタも「イシャナは情熱的でクリエイティブな人。彼女自身が作品の世界にどっぷりと浸かっていて、そんな彼女からたくさん刺激を受けました」と続ける。
映像は、「とてもすばらしい経験になった。ある種のポジティブな力がはたらき、素敵な人々が力を合わせて作品が完成しました」と感謝を述べるイシャナの言葉と、「こんな所にいるはずじゃなかった。私が脱出してみせる!」と決意を語るミナの本編映像で結ばれる。ミナは “ガラス貼りの部屋”を抜け出し生き延びることが出来るのか。
監視される恐怖と究極の脱出ゲームの要素が織りなす禁断の“覗き見”リアリティーホラー『ザ・ウォッチャーズ』は、2024年6月21日(金)に全国ロードショー。
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