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ベネディクト・カンバーバッチ主演の実話スパイ・スリラー、米国公開日が決定

ベネディクト・カンバーバッチ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28059440914/

ベネディクト・カンバーバッチが主演・製作総指揮を務める、冷戦期を舞台にした新作スパイ・スリラー映画『The Courier(原題)』の米国公開日が2020年8月28日に決定した。米国での配給を担当するロードサイド・アトラクションズとライオンズゲートが公式に発表している。 

本作『The Courier』は元々『Ironbark』とのタイトルで製作が進められていたもので、キューバ危機において重要な役割を果たしたという、実在したイギリスのスパイであるグレビル・ウインの半生を描いた物語。電気技師としてイギリス情報機関「MI5」に配属された、控えめな性格のグレビルは、やがてソ連軍参謀本部情報総局のオレグ・ペンコフスキーと接触し、CIAがソ連の核兵器情報を突き止めることに協力するようになる……。本作は一般公開に先駆けて、2020年のサンダンス国際映画祭で上映され、カンバーバッチの演技が高く評価された。

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が続く中、劇場公開に踏み切ることについて、ロードサイド・アトラクションズの共同社長を務めるハワードコーエン&エリック・ダルベロフは以下の声明を発表している。

「映画館側は、健康と安全を考慮した上で、今年の夏ごろから段階的に運営を再開していく方針を示しています。ベネディクト・カンバーバッチが圧巻のパフォーマンスを披露するスパイ・スリラー『The Courier』は、全てが順調に進めば、8月末に観客が映画館に戻りたくなるような作品でしょう。」

出演者には、グレビル・ウイン役にカンバーバッチ、オレグ・ペンコフスキー役に『ジュピターズ・ムーン』(2017)のメラーブ・ニニッゼ、CIA工作員役に「マーベラス・ミセス・メイゼル」(2017-)のレイチェル・ブロズナハン、『ジュディ 虹の彼方に』(2019)のジェシー・バックレイなどが参加している。製作総指揮はカンバーバッチのほか、『メッセージ』(2016)『gifted/ギフテッド』(2017)のグレン・バスナーなどが担当。監督は『嘆きの王冠 ホロウ・クラウン』シリーズや『追想』(2017)のドミニク・クック、脚本は『ヒットマンズ・ボディガード』(2017)のトム・オコナーが務めた。

Source: The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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