故アントン・イェルチン遺作『サラブレッド』日本公開決定 ─ 『レディプレ』オリヴィア・クック、『ミスター・ガラス』アニャ・テイラー=ジョイ競演

『スター・トレック』シリーズや『ターミネーター4』(2009)などで知られる、故アントン・イェルチンの遺作『サラブレッド』(原題:Thoroughbreds)が、2019年9月27日(金)よりシネクイント、シネマカリテほか全国公開される。これに先がけ、8月24日(土)にシネクイントで開催される「樽出し生映画祭」にて先行上映が実施されることも決定した。
長年疎遠だった幼馴染みの少女、アマンダとリリーはコネティカット州の郊外で再会する。鋭いウィットを磨き強烈な個性を育んだアマンダは、それゆえ社会からのけ者にされていた。一方、洗練された上流階級のティーンエイジャーに成長したリリーは、名門校に通いながら一流企業でのインターンを経験。正反対に思われる二人だが、リリーが抑圧的な継父を憎んでいることが発覚したことをきっかけに心を通わせていく。しかし、友情が深まるにつれて互いの凶暴な性格が顔を出し始める。二人は人生を軌道修正する為、ドラッグの売人ティムを雇って継父の殺害を依頼するが…。
アマンダ役を演じたのは、『レディ・プレイヤー1』(2017)のヒロインに抜擢され、本作でも秀逸な演技を見せるオリヴィア・クック。リリー役には『スプリット』(2017)『ミスター・ガラス』(2019)で主要キャストを演じ、ハリウッドでも類を見ないカリスマ性を発揮するアニャ・テイラー=ジョイ。そしてティム役にはアントン・イェルチンが起用されている。
監督・脚本を手がけたのは、ニューヨークで演出家・劇作家として活躍し、本作がデビュー作となる新人監督コリー・フィンリー。サンダンス映画祭観客賞をはじめ、ゴッサム賞脚本賞やインディペンデント・スピリット賞新人脚本賞など、インディペンデント作品を対象とする映画賞に多数ノミネートされたスタイリッシュ・サスペンスが日本にやってくる。
シネクイント「樽出し生映画祭」
シネクイントの1周年を記念して、日本未公開3作品を1回かぎり&ブルーレイでレイトショー先行上映。この機会をお見逃しなく!
【作品】
8月10日(土)『アップグレード』/8月17日(土)『ブレイキング・イン(原題)』/8月24日(土)『サラブレッド』
【料金】1,900円均一
【予約】8月10日(土)分は8月2日(金)19:00、8月17日(土)分は8月9日(金)19:00、8月24日(土)分は8月16日(金)19:00よりWEBにて販売
※詳細はこちら http://www.cinequinto.com/shibuya
映画『サラブレッド』は2019年9月27日(金)シネクイント、シネマカリテほか全国ロードショー。
『サラブレッド』公式サイト:http://thoroughbreds-movie.jp/