第34回東京国際映画祭、クリント・イーストウッド『クライ・マッチョ』が開幕飾る ─『ディア・エヴァン・ハンセン』はクロージング作品に

第34回東京国際映画祭(2021年10月30日〜11月8日)のオープニングおよび、クロージング作品が決定した。

オープニング作品を飾るのは、クリント・イーストウッドが主演・監督を務めた最新作、『クライ・マッチョ』。イーストウッド監督の50周年記念作品でもある本作は、人生に失敗した男と親の愛を知らない少年が、メキシコを横断する中で人生に必要な“本当の強さ”とは何なのかを見出していく感動作だ。2022年1月14日に日本公開予定となる。
クロージング作品は、『ディア・エヴァン・ハンセン』。『ウォールフラワー』(2012)『ワンダー 君は太陽』(2017)などで知られる気鋭、スティーヴン・チョボスキー監督最新作だ。『ラ・ラ・ランド』(2016)『グレイテスト・ショーマン』(2017)の音楽チームで贈る大ヒットミュージカルの映画化作品で、1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに、“本当の自分”に気づくまでの過程を描く、希望に満ちた物語である。2021年11月26日に日本公開予定だ。

第34回東京国際映画祭の開催概要
- 開催期間:2021年10月30日(土)〜11月8日(月)
- 会場:日比谷・有楽町・銀座地区(角川シネマ有楽町、シネスイッチ銀座、東京国際フォーラム、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、有楽町よみうりホールほか)