韓国映画『狩りの時間』英語版リメイクへ ─ Netflix製作、『iBOY』アダム・ランドール監督が就任
ベルリン国際映画祭にて初上映され話題を呼んだ韓国映画『狩りの時間』(2020)が、Netflixにて英語版としてリメイクされることがわかった。Deadlineが報じている。
『狩りの時間』は、経済が破綻し荒廃した近未来の韓国を舞台にした作品。暗い未来が待ち受ける都市を捨て、はるかかなたの南の島での生活を夢見る青年たちが、その資金を稼ぐため、暴力団が経営する賭博場を襲撃し現金強奪に挑む。どうにか現金を強奪することに成功した青年たちだったが、恐ろしい殺し屋に命を狙われるはめに……。
監督を務めるのは、『iBOY』(2020)『ナイトティース』(2021)などのアダム・ランドール。脚本家は決定していないが、Netflixは監督が企画書として提出した膨大な資料に惹かれているようで、もしかしたらランドールが脚本家を兼任する可能性も有り得そうだ。どうやらリメイク企画は初期段階の模様で、ストーリーについては現時点では明らかにされていない。なお、Netflixが韓国語の映画を英語版として製作するのは今回が初めてのことだという。
韓国版で主演を務めたのは、山下智久主演で再映画化が決定している韓国映画『建築学概論』(2012)のイ・ジェフン。共演者には、『パラサイト 半地下の家族』(2019)のチェ・ウシク、『シークレット・ジョブ』(2020)のアン・ジェホン、『スタートアップ!』(2019)のパク・ジョンミン、「イカゲーム」(2021)のパク・ヘスらが名を連ねている。リメイク版の俳優陣は不明。続報に期待しよう。
Netflix映画『狩りの時間』は独占配信中。
▼Netflixの記事
「ONE PIECE」グランドライン突入のシーズン2、ショーランナーの1人が交代 ─ ドラマ版「パーシー・ジャクソン」脚本家、原作の大ファンとして新たに就任 メリー号へようこそ AIのシム・リウが世界に反逆?ジェニファー・ロペス主演のSFアクション『アトラス』本予告&ポスター公開 ─ 『ランペイジ』監督のド派手宇宙バトルが開幕 5月24日Netflix独占配信開始 「ウィッチャー」シーズン5で完結へ ─「壮大な番組にふさわしい結末をお届けします」 シーズン4も制作開始 スマホで映画を撮る方法をザック・スナイダーが伝授 ─ 「彩度を下げてコントラストを強める」など 実践してみよ 「ウェンズデー」シーズン2にスティーヴ・ブシェミ出演決定 名バイプレーヤー
Source: Deadline