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エディ・レッドメイン最新作『シカゴ7裁判』10月16日、Netflixにて配信決定 ─ ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、マイケル・キートンほか豪華共演

シカゴ7裁判
Netflix映画『シカゴ7裁判』2020年10月16日 全世界独占配信|Niko Tavernise/NETFLIX © 2020

『ファンタスティック・ビースト』シリーズのエディ・レッドメインほか、豪華キャストが出演する映画『シカゴ7裁判(原題:The Trial of the Chicago 7)』が、2020年10月16日(金)にNetflixにて世界配信されることが決定した。あわせて場面写真も公開されている。

1968年8月、ベトナム戦争に関する反戦の動きが高まるなか、米イリノイ州シカゴでの民主党全国大会にて反戦デモが行われた。抗議は平和的に行われるはずだったが、デモは思わぬ盛り上がりを見せ、やがて参加者は警察や軍と正面から衝突する。暴動を扇動した容疑で、参加者のうち7名が逮捕・起訴された。本作は、その7人(シカゴ・セブン)の裁判を描く実話映画だ。

シカゴ7裁判
Netflix映画『シカゴ7裁判』2020年10月16日 全世界独占配信|Niko Tavernise/NETFLIX © 2020

“シカゴ・セブン”と呼ばれる7名の被告人を演じるのは、エディ・レッドメインのほか、『ブルーノ』(2009)『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』(2012)のサシャ・バロン・コーエン、『パーティで女の子に話しかけるには』(2017)のアレックス・シャープ、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)のジェレミー・ストロングほか。

そのほか、『アクアマン』(2018)やドラマ「ウォッチメン」(2019)のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世『インセプション』(2010)などでおなじみのジョゼフ・ゴードン=レヴィット、『レディ・プレイヤー1』(2018)のマーク・ライランス、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)などの名優マイケル・キートンら豪華なアンサンブルが揃った。

シカゴ7裁判
Netflix映画『シカゴ7裁判』2020年10月16日 全世界独占配信|Niko Tavernise/NETFLIX © 2020
シカゴ7裁判
Netflix映画『シカゴ7裁判』2020年10月16日 全世界独占配信|Niko Tavernise/NETFLIX © 2020

脚本・監督は『モリーズ・ゲーム』(2017)のアーロン・ソーキン。脚本家として『ソーシャル・ネットワーク』(2010)や『マネーボール』(2011)、『スティーブ・ジョブズ』(2015)などを手がけてきた実話映画のスペシャリストだ。米Vanity Fairによると、裁判劇である本作は「なぜ平和的な反戦デモが暴力に発展したのか」を掘り下げつつ、対立していたアビー・ホフマン(コーエン)とトム・ヘイデン(レッドメイン)の関係性の変化も描いているという。

当初、『シカゴ7裁判』は米パラマウント・ピクチャーズの製作・配給にて、2020年9月25日から米国内で段階的に劇場公開される予定だった。しかし新型コロナウイルスの影響を受け、パラマウントはNetflixに配給権を販売。全米拡大公開日とされていた10月16日のスケジュールはそのままに、題材としては製作陣も予期しなかったであろうタイムリーさを帯びながら、米大統領選の直前にお披露目となる。

Netflix映画『シカゴ7裁判』は2020年10月16日(金)独占配信開始

Sources: Deadline, Vanity Fair

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。