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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』狂気の物量、125もの撮影セットが必要だった ─ ジョージ・ルーカス「なんでそんなに作るの?」

©THE RIVER

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』において、なんと125もの撮影セットが組み立てられていたことが判明した。本作でプロダクションデザイナーを務めたリック・ハインリクス氏が、米The Hollywood Reporter誌のインタビューで明かしている。

狂気の物量、初期脚本は160セット

ハインリクス氏によれば、当初ライアン・ジョンソン監督が執筆した脚本では、約160ものセットが必要だったそうだ。「バカらしいほどの数」だと述べて、ハインリクス氏はこう続ける。「多分、ライアンも自分で気づくと思ったので、本人には言わなかったですよ。撮影スケジュールは100日間なので、1日1つ以上のセットを用意しなきゃいけないんです。」


その後、ライアン監督が脚本の要素をくっつける、あるいは削除することで調整を施した結果、必要なセットの総数は125まで減少。本作の撮影は、ロンドンにあるパインウッド・スタジオの14施設を使用して行われている。

ところで『スター・ウォーズ』の創造主たるジョージ・ルーカスは、『最後のジェダイ』の撮影現場に現れると、その膨大な物量にこんな反応を示したという。

「ジョージ・ルーカスが現場に来て、こう言ったんです。“なんで、こういうセットを全部作ってるの?”って。“えっ、これがあなたのスタイルですよね?”と返答しました。」

というのも、『スター・ウォーズ』オリジナル・トリロジー(旧三部作)の魅力のひとつは、隅々まで作りこまれたセットや、あくまで実物を使用した「プラクティカル・エフェクト」と呼ばれる特殊効果にある。ハインリクス氏はその魅力について、「地に足のついたところがありましたよね。(ルーカスらは)私たちの世界に通じる場所を作ろうとしていたんです」と語っており、あくまでその指針を『最後のジェダイ』でも踏襲しようとしたようだ。

一方、ルーカス自身が手がけたプリクエル・トリロジー(新三部作)への批判には、旧三部作にあったリアルなセットや特殊効果の代わりに、CGやクロマキー合成が多用されすぎているという意見もある。ちなみに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)のJ・J・エイブラムス監督は、原点回帰してリアルなセットとプラクティカル・エフェクトを採用したとのことだが……。ジョージ・ルーカス本人は近代的なCGや合成技術がお好みだったのかもしれない。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、2017年12月15日より全国ロードショー。ストーリーはもちろんのこと、スタッフの汗と涙の結晶である撮影セットにも注目しよう。

(文:まだい)

Source: https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/star-wars-last-jedi-script-called-160-sets-1065958
https://heroichollywood.com/star-wars-sets-last-jedi/
©THE RIVER

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THE RIVER編集部
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