『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』から5年、ルーク役マーク・ハミルの考えに変化が「少しだけ」生じた模様

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が2017年12月に公開されてから、早5年が経過した。作品への評価は時間が経つにつれて変化することもあるわけだが、当時ファンの間で激しい議論を起こした同作について、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルも考え方に違いは生じたのだろうか?
『最後のジェダイ』時のマーク・ハミルといえば、劇中でのルーク・スカイウォーカーの描かれ方に賛同していないような素振りを見せていた。ライアン・ジョンソン監督との間には「解釈違い」があったことを認めており、「これはもう僕の物語じゃない」「僕のルーク・スカイウォーカーじゃない」「完全に受け入れてはいない」と明言。しかし、後になって態度を軟化させ、「僕が間違っていた」と発言。ライアン・ジョンソンに対しては「不変の傑作を作ってくれた」と賛辞を送るまでに至っていた。
それから5年が経ったハミルは、Twitter上でファンから同作について「撮影時の逸話や思い出を披露したいと思いますか?」「5年が経って、考え方に変化は生まれましたか?」「違うようにやりたいと思いますか?」と尋ねられると、それぞれ「あまり」「少しだけ」「イエス」と回答。年月が『最後のジェダイ』への考えを変えたことを明かした。
『最後のジェダイ』について、ハミルが印象を良いものに改めたのか、それとも悪化させたのかはわからない。もっとも、ファンの間にも5年の時を経て、評価が変わってきたとするものもいるだろう。
ライアン・ジョンソン監督の方は、『スター・ウォーズ』とそのファンへの好意を一貫して崩していない。「ファンが大好き」と話し、再びシリーズ新作を手がける機会を心待ちにしているようだ。もしも実現したら、ハミルがどう反応するかも気になるところである。
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